2日続けての告知となります。
攻城団が主催する現地集合・現地解散型のガイドツアー「城たび」も定期的な開催に向けて取り組んでいます。
断片的にはここ数ヶ月のメルマガ版「団長公記」等で書いてきましたが、あらためていまぼくが何を考えて、どういう準備をしているのかをまとめます。
攻城団では過去に二条城ガイドツアーを5回、江戸城ガイドツアーを1回開催してきました。ほかにも計画はありましたが、実績としてはこの計6回です。
なお現地集合・現地解散型であればイベント扱いになるので旅行業免許がなくても開催可能です(移動や宿泊の手配をする際に免許が必要になる)。
JTBと提携してバスツアーをという話もありましたが、こっちはコロナ禍直撃で開催できないまま現状は自然消滅みたいになっています。
再開したい気持ちもありますが、ぼくの同行が必須だったり、負担も大きいのでこちらからはお声がけを遠慮している状況です。もちろん攻城団だけでは一泊二日のツアーの開催は不可能なので、今後はまた考えていきたいです。
話を戻して現地集合・現地解散型ツアーの話です。
もともとコロナ禍が明けたらガイドツアーなどの現地イベントも徐々に再開していこうと思っていました。二条城ガイドツアーも再開に向けて準備中です(ガイドブックの刷新をしてから再開する予定)。
また先月からKINTOで社用車をサブスク契約したので、クルマでいろんなお城に出かけたいなというぼく自身の攻城熱が高まっていて、であれば毎回とは言わなくても数回に1回、ペースにして四半期ごととか年に2〜3回くらいは「○月✕日に△△城に行くけど、現地で落ち合いませんか」とイベントにしちゃうのもアリだなと考えました。
現地のガイドを手配して、ぼくと数名の団員で案内をお願いしつつ、終了後にお茶をしたり食事会をしたりといった小さなイベントを全国各地で開催できないかなと。
攻城団ではこれまでもコラボチラシの配布やご当地缶バッジの販売、あるいは御城印やイベントなどの情報発信を通じて、現地へ足を運ぶことを後押ししてきました。攻城団というサービスが「お城の訪問記録を残す」ためのものである以上、それは当然のことですし、みんながお城に出かければ出かけるほどサイトも盛り上がるというわけです。
ただいちばん大事な「攻城計画を練る」やじっさいに「攻城する」部分について、ほとんど手が回ってなかったのも事実です。まあひとりであれもこれもやれるわけないのですが。
そこで「お城へ行こう」と呼びかけ、ぼく自身も行動することで、みんなの年間攻城数を増やせたらいいなと考えています。
まずは年に数回くらいのイメージなので小さな取り組みではありますが、いずれは毎月、さらには毎週どこかで攻城団が主催あるいは共催するガイドツアーが開催されていけばいいですね。この構想は数年前からありましたが、まだ時間がかかりそうです。
(ぼくが参加しないツアーでどうやって安全性を確保するのかとか、攻城団として責任が持てるのかとか、いくつか解決しないといけない課題があります)
もうひとつ考えているのが「城がたり」との連携です。
学芸員やガイドさんの話を聞き、質問できる機会を「城がたり」で作りつつ、「じゃあ現地へ行ってみよう、今回の講師である○○さんに案内していただけますよ」となれば、行きたい人も多いと思うんですよね。一度行ったことがあったとしても、再訪したくなるはず。
読んで、聞いて、質問して、さらに足を運んで、脳と身体を総動員してお城を楽しめたら素敵だなと思いませんか。
そういう企画をはじめます。
テストとして11月11日(土)という縁起のいい日に玄蕃尾城でツアーを開催します。
最寄りのJR余呉駅に集合して、そこからは参加者のクルマに分乗して(足りない場合はタクシーを手配して)現地へ向かいます。
現地ではガイドをお願いしているので、案内していただきつつ、終了後に参加者で懇親会をするという流れです。
ほんとはツアー前に玄蕃尾城についてのオンラインセミナー(まさに「城がたり」)を開催したいのですが、ガイド協会では対応できないということだったのでどうするか考え中です。
(ネットで検索しても見つからないので、「玄蕃尾城セミナー」は過去に一度も開催されたことがないかもしれない)
興味がある、参加してみたいという方はこちらのフォームから参加申込をお願いします。
ちなみに今回の参加費はゼロ円(無料)です。
今後はガイド料とか資料代などに必要経費を割り勘にしたり、イベント保険に加入する場合は有料にすることも検討しています。
有料の場合、金額は500円のこともあれば、それこそ二条城ガイドツアーのようにガイドブックを用意してがっつり本気で3時間とか4時間案内する場合は数千円になることもあります。
これは余談ですが、ぼくはガイドにはちゃんとサービスに見合った対価を払うべきだと思っているので、全国のボランティアガイドの有料化も支援したいです。
なぜテストが玄蕃尾城なのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
理由は単純で、もともと行く予定があったからです。今年の1月に開催したオンライン評定で、狸親父さんが続日本100名城はあと玄蕃尾城を残すのみという話をされていて、ぼくも玄蕃尾城は行ってみたいと思っていたので「じゃあいっしょに行きましょう」と約束をしていました。
3月に京都御城印サミットがあったので夏か秋にと話していて、11月になったというわけです。
これまた余談ですが、今後もツアーの目的地はオンライン評定で決まることが多いんじゃないかと思います。
それこそ「○○城に行きたいんだけどいっしょにどうですか」というお誘いとか、「うちの地元にある○○城に来てほしい」という提案も大歓迎です。
告知から開催まで2〜3ヶ月程度の余裕はほしいので、その点だけご了承ください。
上述したように「城がたり」から「城たび」への流れもあれば、逆に(今回はできるかわかりませんが)「城たび」で訪問するお城について話せる人を探して「城がたり」を開催することもあるでしょうね。
攻城団はウェブサイトありきのサービスですが、サイトに縛られず、どんどんネットから飛び出して、みなさんとの交流を深めていこうと思っています。
予定があえばぜひご参加ください。今回は予定があわないけど、この取り組みには興味あるぞという方も感想を聞かせていただけるとうれしいです。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
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