現在、攻城団のメールマガジン(メルマガ)は利用者全員にお届けしています。
当初は「あっぱれ!」お知らせメールなどの通知系メールと同じように管理画面でオン・オフを設定できるようにしていたのですが、攻城団にとってメルマガはサービス運営者の方針を伝える大事な手紙であることを踏まえて、2022年6月からオフにできないようにしました。
ぼくがこの考えに至った経緯などは全員に送るように方針変更した日のメルマガに書いたのですが、それ以降に入団された方に伝える方法がなく、いまも数ヶ月に一通程度「メルマガを解除したい」という問い合わせをいただくので、当時書いたことをいつでも読めるようにこの「お知らせ」に転載しておくことにします。
とくに昨年6月以降に入団されたみなさんにはご一読いただきたいです。
攻城団メルマガ【2022年6月1日号】より。
今回からメルマガはすべての団員にお送りすることにします。
管理画面(各種設定変更)では「あっぱれ!」お知らせメールなどはオンオフを設定できますが、これまであったメルマガを受け取らないという設定はできなくなりました。
少し長くなりますが、その考えに至った経緯などを説明させてください。
企業が送りつけてくるメルマガって宣伝ばかりで不要なものが多いですよね。
ぼく自身そういうメルマガは届いたところで読まないし、迷惑メールの設定をしてゴミ箱に直行させたりするので、「いらない」と思ってる人に送っても意味がないと思ってきました。
むしろメールを送る処理でサーバーに負荷をかけるだけもったいないし、望まないものを送って嫌われるなら何もしない(この場合は送らない)ほうがマシなのではと。
またぼくが大好きなインターネットには利用者が自分でコントロールできる範囲が大きければ大きいほどいいという考え方があります。そのポリシーに基づいて、攻城団ではオープン時から自分が残した記録はいつでもダウンロードして持ち出せるようにしています。
このように自由であることはぼくにとってとても大事なことなのですが、昨今のインターネット――とくにSNSでは自由が横行するあまりに誰かが傷つく事例も増えています。
本来、自由には責任が伴うものですが、そのバランスが崩れているのが現状です。
いま攻城団は多くの方から「居心地の良さ」を評価していただいています。
これはほんとうにいろんな人から聞いてきたので正しいと思いますし、またぼく自身もそうなるように日々努力をしていると自負しています。すべての投稿に目を通していることもその努力のひとつです。
攻城団はアクセス数や登録者数を声高にアピールするよりも、じっさいに使ってくださっている団員の満足度や親密さこそ誇るべきだと考えて運営しています。
安心して使えないサイトが増える中、この居心地の良さを守ることはぼくの役割だとも思っています。
長い前置きでしたが、ここからが本題です。
じつはこれまで「こうの団長のことは気に入らないし、攻城団の雰囲気も好きじゃないけど、サービスとして便利だから使う」という方の存在を黙認してきました。
じっさいにどのくらいの人数がいるのかまでは把握していないし、おそらくごく少数だと思うのですが、そういう方はきっとメルマガを受け取っていないでしょう。
居心地の良さを守るためにはこうした方々の存在から目を背けてはいけないと考えました。
攻城団を利用する以上、みなさんは「ゆるやかなギブ・アンド・テイク」の旗のもと、現時点では船長であるぼくと同じ船に乗る必要があります。
これは端的に言えば「こうのと友だちになれるか」という話でもあります。ぼくも嫌われたくないので「サービスを使ってくれてるなら価値観を共有できなくてもいいか」と向き合うことを避けてきましたが、それだといつか居心地の良さが失われてしまうでしょう。
たとえ嫌われてでも向き合わないといけないと思い直しました。
メルマガを送るというのはぼくにとって重要な意味があります。この文章もそうですが、攻城団のメルマガは必ずここでしか読めない「団長公記」を書くようにしています。
「団長公記」にはぼくの人間性を知っていただき、乗船するかを判断していただくのに十分な情報が含まれていると思うからです。そのことはこれまで多くの団員と交わしてきた会話が証明してくれています。
これまで攻城団は大きなトラブルを抱えることなく少しずつ成長してきました。
それは運営者が前面に出ているという理由も大きいと自己分析しています。ぼく自身が誰が運営しているかもよくわからないサービスを使いたくないという理由からやっていることですが、同時に攻城団の独自性や特異性の源にもなっていると感じています。
ぜひメルマガを月に1回か2回読んでいただいて、攻城団の「いま」や「これから」そして運営者の人となりを知っていただき、攻城団の一員としてご参加ください。
もちろん上に書いたように迷惑メールに設定して読まない方法はあるわけですが、そこまでして使い続けるほどのサービスでもないでしょう。
ぼくも勇気を出して一歩前に出るので、みなさんも歩み寄っていただけるとうれしいです。
というかこんなに長い文章を書きながらも、「いつも楽しみに読んでるし」という方が大半であることも重々承知しています。じっさいメルマガの感想も毎回数名の方からメールでいただいていて、心待ちにしてくださっている方の存在にはいつも勇気づけられています。
どうかみなさんには今後も楽しく読んでいただき、心に響いたときにはお気軽にメールしていただければありがたいです。
ライフワークにと掲げる以上、長い航海になると思います。
どうかみなさんと安全にこの船旅を楽しめるよう、ぼくも精一杯舵取りをしますので、この船の居心地の良さをいっしょに守ってください。
みなさんの協力に期待するとともに、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
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