攻城団には2859件のお城のデータが登録されていました。
現在このデータベースは団員のボランティアにより整備されていて、Aさんが基礎データを入力申請し、それをBさんがチェックして、最後はぼくが紹介文を書きながら最終チェックをするという三段階の工程で登録しています。
もっというとデータベースづくりの歴史にはいろんな段階があり、ぼくがひとりでやっていた時代にはじまり、お金を払ってクラウドソーシングに依頼したり、スピードとクオリティのバランスを見極めつつ試行錯誤をしてきて、いまはこの方法を試しているという状態です。
まず大前提として、攻城団はお城の登録数で最多を目指してはいません。「ダウンロード数ナンバーワン!」のように数字でアピールするのはもっとも簡単な宣伝方法ですが、おそらくその方法は攻城団にあわない利用者を招くことになるため、個人的には「むしろ2番手以下のほうがいい」とさえ思っています。
ただ同時に、攻城団には「生涯に訪問したすべてのお城の記録を管理できるようにしたい(さらにその記録を死後にも残せるようにしたい)」という設立当初からの公約に近い目標があります。もちろんここで言う「お城」の定義をどうするかという問題はあるのですが、そのことはひとまず今日は保留にしておきつつ話を進めます。
つまり運営側として優先順位はそれほど高くないけれど、とはいえせっかく訪問した記録をすぐに残したい気持ちもよくわかるし、現地の写真やメモは鮮度が新しいうちに共有したほうが有益でもあるので、冒頭の三段階のうち、ぼくの紹介文待ちで保留になっていた150件ほどのデータをこのたび一括登録しました。
今後も同様にぼくの紹介文の工程を後回しにして、「暫定データ」という形で登録することにします。
(もちろんこの方法も試行錯誤のひとつなので今後変更になる可能性は十分あります)
暫定データは以下のように公開されます。
(「暫定」とはいっても住所や緯度経度、アクセス情報などは入力されているので、必要最小限のデータという位置づけです)
いわゆる「制覇モード」の対象なので、ログインして制覇モードをオンにしないと検索結果には表示されません。
加えて、ぼくがチェックしていないこともあり、攻城団として品質保証ができないのでGoogle等の検索結果にも表示しないようにしています(いずれ紹介文を書いたものからこの制限は解除します)。
ただこうした意図的に隠しつつも、攻城記録をつけたり、写真をアップするなど、ほかのお城と同じように操作は可能です。
今年は正月にも48件のお城を登録しましたし、先月末も数件ですが登録をしていて、毎月少しずつでも登録することを目標にしていたのですが、紹介文待ちの件数が150件ほどあると(さらに今後も増えていくことを考えると)今年中にゼロにできるかわからなかったのと、時間を割いて協力してくださってる方々にいち早く報いたい気持ちからこのように対応しました。
ルームで相談したところ、さまざまな意見が寄せられましたし、今回の対応にすべての人が満足するかはわかりませんが、ぼくとしては妥当な着地点かなと思っています。
なおこれにあわせて御城印が発売されたお城や、遺構発見のニュースが報じられた山城など、未登録のお城が日々出てくるので、そうしたお城についても、団員のみなさんに協力していただきながら迅速に暫定データとして登録できるようにしていきます。
ただし砦や陣城など攻城団でお城として扱う基準は今回変更していませんので、あくまでも「狭義のお城」であることはご了承ください。この登録対象=お城の定義についても将来的には拡張したい気持ちはありますが、だいぶ先になると思っています。
あわせて今後は毎月のレポートから「前月に登録したお城の数」を報告の対象外にします
紹介文を書いたお城だけカウントしてもいいかなと思ったのですが、ややこしくなりますしね。
ということで、データベース編集作業の協力者は随時募集中ですので、自分が訪問したお城を登録したい方はもちろん、申請されたデータチェックを手伝ってくださる方も大歓迎です。
詳しくはルームでやり取りしているので、のぞいてみてくださいね。
「攻城団」はあなたが日本全国の城を巡った訪問記録を保存できるサービスです。もちろん全国各地のお城について、その見所やうんちくのほか、駐車場などのアクセスに関する情報も検索できますので、次に訪問するお城を探す際にもぜひご利用ください。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
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