紹介文

松尾城は小笠原三家のひとつ、松尾小笠原氏の居城として知られています。小笠原貞基は府中小笠原氏の小笠原長朝と信濃守護および小笠原惣領職の座を争ったが敗れ、甲斐国に逃れて武田信玄に臣従しました。1554年(天文23年)の武田氏による伊那侵攻では小笠原信貴信嶺父子が信濃先方衆として活躍し、松尾城主に復帰しました。信嶺はその後、織田信長の甲州征伐では織田氏に降伏し、さらに「本能寺の変」後には徳川氏の家臣となっています。徳川家康の関東移封にともない本庄城に移り、松尾城は廃城となりました。現在、城跡は松尾鈴岡公園として整備されています。

松尾城を訪問した111人の報告によれば、平均見学時間は21分、平均評価は2.92点となっています。

松尾城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

松尾城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • たんころ 藪が多く、縄張りなどは確認しづらいです。(2022/08/15訪問)
  • ルーちゃん 鈴岡城から水道橋を渡ってくると案内がないので迷います。ひたすら北に向かって上ると10分くらいで公園が見えてきます。(2022/07/24訪問)
  • CLAD 宅地や耕作地と化しているところが多く、それ以外は冬でもほとんどが藪。案内も充実しているとは言い難く、鈴岡城よりもはるかに見学の難易度は高いです。特に数多くあるはずの竪堀は軒並み竹林や藪の中なので、そういう城址に慣れた方でないと探すのは困難でしょう。(2022/01/10訪問)
  • かじゅめぐ 松尾城と鈴岡城は毛賀沢川を挟んで隣あっていますが、人道橋があるのでアクセスは便利です。(2021/05/05訪問)
  • castle.TATO 飯田駅から電動レンタサイクル(無料)利用で20分ほど。さくらまつりが行われており城内は賑わってました。主郭まで伸びる道に桜並木が整備されています(2021/04/03訪問)
  • 小太郎 鈴岡城とセットで登城。城址公園として整備されすぎているが、各曲輪を巡る大きな空堀が残っている。 毛賀沢川の谷に架かる連絡橋を渡って鈴岡城に登城することもできるが、橋の先にかなりの高低差がある階段の道が見えていたため、車で移動することにした。(2021/03/23訪問)
  • もとき 高遠城の歴史博物館の展示をみて、攻城を決意。公園化されていますが、空堀など城の雰囲気は残っています。隣の鈴岡城には、水路橋(足下を水が流れてる!)を渡って行く事ができます。(2019/06/22訪問)
  • りんりん 主郭は整備されていますが、城址南側などは大半が藪の中です。(2019/04/29訪問)
すべてを表示(11コメント)

構造

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曲輪構成

---

縄張形態

平山城

標高(比高)

480 m( 60 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

小笠原氏

築城開始・完了年

着工 室町時代

廃城年

1590年(天正18年)

主な改修者

---

主な城主

松尾小笠原氏

遺構

曲輪、土塁

指定文化財

県史跡

復元状況

---

登録日:2020/09/29 20:52:42

更新日:2024/10/09 03:43:45

城メモ(見所)

松尾城の見所や歴史などを紹介します。

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観光情報

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営業時間

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料金(入城料・見学料)

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休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR飯田線・伊那八幡駅からタクシーで10分

アクセス(クルマ)

  • 中央自動車道・飯田ICから10分

駐車場

松尾鈴岡公園駐車場(20台)

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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