三日月堀は武田氏の築城技術の特徴といわれる堀の形で、丸馬出の外側を防御するために必然的に三日月状の形になりました。
三日月堀(みかづきぼり)
本丸門(ほんまるもん)の前面に配置された三日月状の堀です。深さは8mありました。調査では、堀の南側から石垣が見つかりました。その下からは、柱穴(ちゅうけつ)が並んで見つかりました。MIKAZUKIBORI
三日月の形をしています。
四足門をくぐって、上から見てみました。
反対側には十露盤堀(そろばんぼり)があります。
十露盤堀(そろばんぼり)
本丸を囲む重要な堀です。十露盤堀という名称の由来ははっきりしませんが、水がたまった部分がそろばんの箱のように見えることが、その由来と考えられます。SOROBANBORI
十露盤堀の前から見た天守です。