掛川城の太鼓櫓は、城下に時を知らせるための大太鼓を納めてあった建物です。
1854年(嘉永7年)の大地震以後に建てられた櫓で、何度かの移転の末、1955年(昭和30年)に三の丸から荒和布(あらめ)櫓のあった現在の位置に改築の上、移築されました。
なお、当時使われた大太鼓は二の丸御殿の広間に展示されています。
内部は見学できませんが、城の内側から見てみました。
天守前の階段からもちょうど見下ろせる位置にあります。
太鼓櫓がある石垣の下に案内板があります。
太鼓櫓
正保城絵図では、荒和布櫓(あらめ)と呼ばれる見張りの櫓がありました。今ある建物は、嘉永7年(1854)の大地震以後に建てられた太鼓櫓です。時刻を知らせる太鼓を置いていた櫓で、何回かの移転の末、昭和30年(1955)に三の丸から移築されました。TAIKOYAGURA