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村上城は相馬義胤によって築かれた城です。当初は手狭となった小高城から居城を移すために工事が進んでいましたが、御殿を建てようとしたところ火災が起こったため、義胤はこれを不吉として築城を中止し、未完のまま廃城となりました（その後、牛越城を改修して居城を移転）。現在城址には本丸跡に貴布根神社があり、海側は海岸線の浸食にともない消失しているものの、一部に土塁や堀が残っています。
村上城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
西側から城のある丘陵を見ると正に海に浮かぶ小島の様。 海岸線まで進み、南東の入口より攻め込みます。 相馬氏の新たなる本拠という目的で築こうとしたようですが、もし完成して城下町まで発展すれば、東日本随一の海城となったのだろうか。（2018/03/25訪問）
ナビを頼っても城跡に辿り着けなかった。 館越の海岸端、新たな防潮堤の突端に車を停めて道無き道を歩み登城できました。 朽ちかけた歩道が虎口然としていました。（2021/03/15訪問） 
貴布根神社へつながる道が工事中で通行止めになっていましたので、村上共同墓地入口(位置情報)から入り、墓地駐車場を利用して攻城。丁度背面が堀切になっており、そこから登ると広い主郭に出ます。堀切から西端に土塁も残っています。（2020/01/23訪問） 村上城に関するデータ 情報の追加や修正
24 ｍ（ 24 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
相馬義胤
着工 1596年（慶長元年）
1596年（慶長元年）
曲輪、土塁、空堀
市史跡
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 平山城（丘城） |
| 標高（比高） | 24 ｍ（ 24 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 相馬義胤 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1596年（慶長元年） |
| 廃城年 | 1596年（慶長元年） |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | |
| 遺構 | 曲輪、土塁、空堀 |
| 指定文化財 | 市史跡 |
| 復元状況 |
登録日：2017/12/19 10:13:08
更新日：2024/07/27 03:55:34
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
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| 駐車場 |
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太田資正（三楽斎）の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。
であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。
（
こうの）
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