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岩尾城は真田幸隆が城代を任された城です。幸隆の子である真田昌輝、真田昌幸が誕生した城ともいわれています。大井氏の一族である大井行頼の居城でしたが、1543年（天文12年）9月に武田信玄が大井貞隆の長窪城とともに攻略し、幸隆を城代としました。佐久地方の重要な戦略拠点として信玄自ら改修し、また1578年（天正6年）には武田勝頼も修復を命じています。武田氏滅亡後は行頼の嫡子である大井行吉は北条氏に臣従してこの城に籠城し、徳川家康に従った依田信蕃を鉄砲で狙撃して討ち取りましたが、最終的には柴田康忠の勧めにより開城し、そのまま廃城となりました。現在城址には伊豆箱根三島神社が建てられていますが、遺構は少なく、一部だけ土塁や石積みを確認できます。伊豆箱根三島神社では毎年4月4日〜5日と9月28日〜29日下旬の年2回、お祭りがおこなわれています。
岩尾城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
桃源院の駐車場をお借りし岩尾城まで歩く。入口(位置情報)まで7分ほど。途中、曲輪や空堀、三日月堀の跡を通るので城歩きとしても楽しめる。（2020/02/01訪問） 
神社が城跡のパターンですが、しっかり城跡とされており、縄張もよくわかります。（2020/03/21訪問）
案内板も設置され遺構の整備が進んだようです。（2019/04/28訪問）
桃源院駐車場を拝借。城跡付近に駐車スペースは無し。依田信蕃最後の地。岩尾城がある台地は少数の兵で立て籠もって、最大の成果が出る理想的な地形です。（2018/01/13訪問） 
城跡が伊豆箱根三島神社になっています。山の南側に数台駐車できそうなスペースはあるのですが、駐車可かどうか不明。神社は東側に参道があります。主郭跡は拝殿の後ろの本殿のさらに裏手。（2020/09/22訪問） 
主郭より先、西側は藪になります。堀などありますが、やや不明瞭です。（2019/04/04訪問） 岩尾城に関するデータ 情報の追加や修正
659 ｍ（ 15 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
大井行俊
着工 1479年（文明11年）頃
大井氏
曲輪、土塁、空堀
県史跡
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | 連郭式 |
| 縄張形態 | 平山城 |
| 標高（比高） | 659 ｍ（ 15 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 大井行俊 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1479年（文明11年）頃 |
| 廃城年 | |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 大井氏 |
| 遺構 | 曲輪、土塁、空堀 |
| 指定文化財 | 県史跡 |
| 復元状況 |
登録日：2024/07/23 02:35:02
更新日：2024/07/27 03:49:56
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
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| 駐車場 |
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御城印を集めるということには、あまり興味なかったのですが、攻城団のはじめての出版本ということで常購入いたしました。購入前の想像を覆す、それぞれの城の簡潔明快な説明文と共に、それぞれの城独自の御城印が面白く、食わず嫌いだったことに反省させられました。多くの人達が夢中になるのも納得です。僕みたいに、あまり御城印に興味なかった人、城に関して興味のなかった人、そしてお城訪問したい初心者にも、とても親切で、新しい世界に招き入れてくれるステキな本を手にしました。次の城からは、御城印に手を出してしまうかもしれない自分を感じます。
（
片桐且元さん）
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