井上城は信濃の豪族である井上達満の居城として知られています。井上氏は妙徳山の北麓に居館(井上氏館)を設け、詰めの城として山頂に井上城を築きました。「大城」「小城」と呼ばれる曲輪群があり、ふたつを総称して井上城と呼んでいます。達満は上杉氏に味方したため、武田氏側についた同族の須田信頼らと争いこの地を追われますが、1582年(天正10年)に武田氏が滅亡すると上杉景勝が川中島を領有したため、達満は旧領に復帰します。その後、1598年(慶長3年)に景勝が会津に移封されると同行し廃城となりました。現在城址には堀切などの遺構を確認でき、登城口は浄運寺にあります。
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520 m( 180 m)
内郭:-- 外郭:--
井上氏
着工 平安時代か
1598年(慶長3年)
井上氏
石垣、土塁、曲輪、堀
県史跡
項目 | データ |
---|---|
曲輪構成 | 梯郭式 |
縄張形態 | 山城 |
標高(比高) | 520 m( 180 m ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
築城主 | 井上氏 |
築城開始・完了年 | 着工 平安時代か |
廃城年 | 1598年(慶長3年) |
主な改修者 | |
主な城主 | 井上氏 |
遺構 | 石垣、土塁、曲輪、堀 |
指定文化財 | 県史跡 |
復元状況 |
更新日:2024/04/26 03:44:46
井上城へのアクセス情報 情報の追加や修正
浄運寺駐車場
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | 浄運寺駐車場 |
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八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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