平山城は武蔵七党のひとつで、西党・日奉(ひまつり)氏の一族である平山氏の居城です。日奉直季がこの地に居館を構え、平山氏を称したのがはじまりとされます。直季の子・平山季重は源義経に従い、源平合戦で数々の戦功を挙げています。その後、平山氏は1416年(応永23年)の「上杉禅秀の乱」でも活躍し、檜原谷を与えられ、檜原城を築いて本拠を移しています。現在城址は「平山城址公園」となっており、平山季重を祀った季重神社のあるあたりが物見台だったと伝えられています。また平山城址公園駅駅前のロータリーに季重の居館跡を示す石碑が建てられています。
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平山城址公園駐車場(無料)
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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