ついに「Go To Travel キャンペーン」もはじまりました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数が全国的に増えている中、賛否がわかれるのも当然ですし、岩手県でも感染者が確認され、また人口5万人にも満たないぼくの実家近くでもクラスターが発生するなど、対岸の火事ではすまされない状況となっているのは事実です。
感染予防対策をしながらどうやって以前と同じような生活(仕事もだけでなく趣味も含めて)を取り戻していけるのかをひとり一人が考えないといけなくて、ぼくもどこまでならオッケーかと日々思案しているのですが、とにかく伝染らないよう、伝染さないよう十二分に注意しましょうね。
また旅行に出かける際は自分のルールを守るだけでなく、旅行先で求められていることにも配慮するようにしてください。
たとえば二条城など多くのお城では屋内の見学時にマスク着用が義務付けられています。訪問前にウェブサイトを確認しておくことを心がけましょう。
いずれにせよ外出時にマスクを何枚か携帯しておいたほうがいいかもしれませんね(ぼくも忘れがちなので注意します)。
それでは先月のレポートです。
アクセス自体は先月と比べてほぼ横ばいです。
「Go To Travel キャンペーン」が開始された四連休のアクセスは多かったのですが、これは24日(金)の夜にNHKで放送された「日本最強の城スペシャル」の影響のほうが大きかったです。ようやく関東・関西で梅雨明けしましたが、連休中は天気が良くない日・エリアもありましたしね。
ほかにも何度かテレビでお城が紹介されたので平日にアクセスが増えることもありましたが、全体的な傾向としては従来どおり週末や祝日にアクセスが多くなっています。
先月の数字 | 前月の数字( これまでの累計) | |
---|---|---|
訪問数 | 437,328 | 433,441 |
ページビュー | 1,129,122 | 1,127,511 |
滞在時間 | 11:41 | 11:13 |
登録者数 | 254人 | 258人( 4,263人 ※アクティブのみ) |
当月の攻城数(人) | 3,749回(728人) | 3,453回(668人) |
「行きたいお城」登録数 | 3,649件 | 4,448件 |
アップされた写真の枚数 | 2,087枚 | 2,387枚( 194,806枚) |
城データ登録数 | 1 | 5( 2,724) |
城メモの記事数 | 6 | 21( 1,925) |
攻城数や写真の投稿数など利用者の活動を示すデータも6月とほぼ同水準で、少しずつみんながお城めぐりを再開していることは数字でも裏付けられているのですが、まだ慎重に行動していることも確認できます。
もうしばらくはこの状態がつづくのかなと思っています。
写真の投稿数が累計で20万枚が視野に入ってきました。おそらくこのペースだと9月か10月あたりには届きそうですね。
お城のデータは狗尸那城しか登録できませんでしたが、有志の方々の協力で登録候補をすでに100城以上用意していただいているので、いま抱えている作業が終わったら一気に登録したいと思います。
(抱えてる作業の一部はメルマガで紹介しますね)
先月は二条城に2回、聚楽第に1回と徒歩圏内のお城に出かけただけでした。
二条城には黒書院三の間の特別入室がはじまったので初日に見に行ったのと、後日開催された学芸員解説会を聞きに行ったのですが、平日の来城者数は100人程度と話されていて、例年が5千人だから98%減とかそういうレベルになっています。
観光バスも1台も停まってないし、ぼくが訪問した日もガラガラだから「いまの二条城はすごくオススメだよ」と言いたい気持ちもあるんですけど、京都も感染者が増えてるので積極的に呼びかけることは控えます。
学芸員説明会の内容はブログにレポートを書いたので、二の丸御殿の障壁画に興味がある方はぜひ読んでみてください。
二条城で開催された二の丸御殿「黒書院三の間」学芸員解説会に参加してきました - 攻城団ブログ
二条城で開催された学芸員解説会に参加してきたので、そのレポートを書きました。今回もスライドをぜんぶ撮影したのでみんなに共有しますね。
聚楽第のほうは新しくできた「加藤清正邸跡伝承地」の石碑の写真を撮りに行っただけなのですが、こんなふうに案内板ができたとか石碑が建てられたといった現地の最新情報を攻城団を通してシェアしあえればいいですね。
聚楽第跡には当時の大名屋敷が地名として残っている場所がいくつかあって、たとえば「如水町」は黒田官兵衛の屋敷跡周辺で、加藤清正の屋敷跡周辺も「主計町」として残ってるんですが、石碑のある場所はギリギリ主計町に入ってます(北東隅)。なので、清正の屋敷の敷地の一部だったかもしれないけど、建物があった場所ではないと思います。
京都市内にある石碑は個人の方が建てられているのも多いのですが(これもおそらくそう)、正確な場所にあるのかどうかは注意が必要です。おおよその位置がわかるだけでもありがたいことなんですけどね、訪問記録の写真も撮れるし。
先月は2本のプレスリリースを配信しました。
ひとつは「御城印バインダー」の新発売について、もうひとつは攻城団が丸岡城の公式サイトを制作したというニュースです。
御城印バインダーについては予想を大きく上回る反響で、あっという間に初回分として用意した100冊が完売したのですが、これまでの御城印帳の不満点のほとんどを解決する画期的な商品なので心からオススメできます。
そのぶん分厚くて持ち運びには向いてないというデメリットもあるので、ワイド御城印帳との併用がいいかもしれません。
【7/17〜】攻城団がまったく新しい御城印帳「御城印バインダー」を共同開発 - お城ニュース
攻城団と京都の和紙加工メーカー・むらさき紙工が共同開発した「御城印バインダー」を本日から予約開始いたします。
丸岡城とはこれまでもさまざまな取り組みをさせていただきましたが、今回も先方からの相談がきっかけでした。
(基本的に攻城団の法人向け・自治体向けサービスは先方からのリクエストに応える形ではじまることが大半です)
公式サイトはこうした状況下ではますます重要になってくると思うので、攻城団のサイトとの連携を強化しながら日々の更新もサポートしていきたいと考えています。
【坂井市】丸岡城の公式サイトをリニューアルオープン - お城ニュース
丸岡城(福井県坂井市)の公式サイトがリニューアルされました。サイトの制作と今後の運用は攻城団がサポートしています。
ほかにもいくつか水面下で動いている案件があるので、順次発表していけるかなと思ってます。
それでは今月もよろしくお願いいたします。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
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