2月は「逃げる」とはよくいったもので、あっというまに3月です。
ぼくは年末からずっとコレクション機能の開発をやっていたというのもありますが、とくに先月は1か月まるまる京都も緊急事態宣言下にあったということもあり、年初から2か月ずっと代わり映えしない毎日を過ごしていました。
(無事公開することができたコレクション機能については後述します)
とはいえ、世の中を見ると外出する人の数は明らかに増えていて、その影響もあってか攻城団のアクセスも1月より多かったです。
これが感染症とうまく付き合いながら観光するコツをつかみはじめた兆しなのか、のちに気の緩みだったと非難されるのか、それは今月以降の状況次第ですが、日々の感染予防を徹底して、早く終息させたいものですね。
今年こそ団員総会やガイドツアーを開催できるよう、ぼくらも十分な対策をして準備を進めたいと思っています。
それでは先月のレポートです。
冒頭に書いたとおり、先月は日数が3日も少ないにもかかわらず、1月よりもアクセスが多かったです。
過去5年の数字を見ても、2月は一年でもっともアクセスが少ない月なので(去年は例外的にコロナの影響のほうが日数の影響より大きくて4月が年間最少値でした)、やはり今年は異常値です。
去年の12月からつづいていた外出自粛の効果が薄れているのでしょう。とくに先月後半は温かい日も増えてきていますしね。これから桜のシーズンでもありますし、春に向かって外出する人の数は止まらないだろうとも思います。
ただ出かける人が悪いのかというと、そう断言できないのも事実です。感染拡大につながっていないならむしろ経済的には貢献しているわけで、判断がむずかしいですね。
攻城団としては今後も緊急事態宣言のような明確な自粛要請があった場合はそれに沿って注意喚起をするつもりです。ただ全国各地で感染予防措置を取りながらイベントが再開している以上、抑止ばかりでなく感染対策をしながらお城めぐりを楽しむ方法をいっしょに模索したいと考えています。
先月の数字 | 前月の数字( これまでの累計) | |
---|---|---|
訪問数 | 543,388 | 472,045 |
ページビュー | 1,246,242 | 1,068,867 |
滞在時間 | 9:17 | 9:22 |
登録者数 | 234人 | 200人( 4,352人 ※アクティブのみ) |
当月の攻城数(人) | 3,451回(742人) | 2,562回(585人) |
「行きたいお城」登録数 | 3,451件 | 3,458件 |
アップされた写真の枚数 | 2,419枚 | 1,858枚( 214,249枚) |
城データ登録数 | 0 | 6( 2,797) |
城メモの記事数 | 0 | 4( 1,971) |
みんな出かけはじめてるなと気づくきっかけはタイムラインの「攻城しました」の通知と、写真の投稿数です。
ぼくは全員をフォローしていて、さらに毎日すべての写真をチェックしているので、先月は「増えてきてるな」と実感していました。こうして1か月の数字を集計してみるとたしかに1月と2月では攻城数も写真の枚数も3割ちょっと増えてますね。
とはいえピーク時と比べるとまだまだ少ないので、フラストレーションを抱えながら自粛されてる方も多いのではないかと思います。
それと2月のアクセスが多かったのはブログの記事がよく読まれたという点も挙げられます。
平均滞在時間が10分を切っているのがそれを証明しているのですが、榎本先生の「麒麟がくる」についてのコラムを攻城団の利用者じゃない方もたくさん読んでくださってます。2月は最終回のあとも総集編がありましたしね。おもしろいのは「お岸」の記事のアクセスが多かったことです。
「たま(ガラシャ)」は有名だけど、姉についてみんな知りたかったんでしょうね。史実では明智秀満(左馬助)と再婚したので、そこもドラマで描いてほしかったのですが。
これまで攻城団はお城の名前で検索をしてアクセスされる方が多かったのですが、榎本先生のおかげで人名で訪問される方も増えています。いずれは武将や商人、絵師といった戦国時代の人物名鑑などもつくってみたいものです。
ともあれ「麒麟がくる」の効果はもう期待できません。
今年の大河ドラマ「青天を衝け」も徳川御三家や水戸城などで若干アクセスはあるものの、ほぼ無風です。そのことはもうしょうがないので(再来年の「どうする家康」には超期待してますが)、自分たちでできるサイトの魅力アップをがんばるのみです。
そのひとつが先月末に公開した「全国御城印コレクション」です。ほかにもいくつか水面下で進行中の案件があるので楽しみにしていてくださいね。
テレビでお城が紹介されてもされなくても、週に数回くらいのペースで攻城団にアクセスしてくださる人を増やしていきたいです。いまでもほぼ毎日アクセスしてくださってる方が一部いらっしゃいますが、ほんとうにありがたいです。
レポートに書いたとおり、地中から発掘された豊臣期大坂城の石垣見学会の抽選に当たったので、大阪城にいってきました。
ぼくは律儀に自粛を守っていたというよりは単純に忙しかったのと、人混みに出かけるリスクを取りたくなかったので、12月に二条城へ行って以来の攻城でした。もっともその二条城もガチャガチャをしにいっただけなので、その前の記録となると11月の熊本城以来になります。
ひさしぶりというのもあって石垣や堀に興奮し、門や櫓でテンションが上がってと楽しい時間を過ごすことができました。
レポートにも書きましたが、京阪電車を使えば大阪駅周辺を迂回して大阪城までいけるので、これもいい発見でした。あといつも動画を撮り忘れるのですが(熊本の夜間公開でもすっかり忘れててすごく後悔したこともあり)今回はちゃんと動画を撮影してきました。
なぜ地中に石垣が埋まっているのかについても補足してあるので、未読の方はぜひお読みください。
2月25日に「全国御城印コレクション」を公開しました。
とはいえ2月前半から一部の団員の方に協力いただいてベータテストをつづけていたし、リリース直前はパスワードによる制限もはずしていたので、今回はゆるやかなリリースとなりました。
ありがたいことにすでに130人以上の方がコレクションをはじめてくれてますし、販売元にもご協力いただき1400枚近い御城印が掲載されています。
攻城団というサイト自体が多くの方の協力で成立しているのですが、今回の「全国御城印コレクション」でもそのことを強く実感しました。
まだ個々の御城印についての細かい情報や家紋の説明などは入力しきれてないので、これから徐々に埋めていきたいと思います。
あとはわりと大きめの発表がいくつか控えているのですが、お披露目できるタイミングが来たら順次お知らせしていきますね(ほんとはすごく言いたいんだけど我慢)。
では今月も攻城団をどうぞよろしくお願いいたします!
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
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