まだ油断できる状況ではないものの、ようやく緊急事態宣言も解除され、まずは県内への観光を再開する動きが出てきました。
休館していたお城や資料館等もスタッフのマスク着用や人数制限など工夫をしながら再開しています。二条城も二の丸御殿はどうしても締め切ってしまうので換気用のダクトが設置されていました。いままでとは同じようにいかないでしょうが、徐々に伝染病(感染症)対策を踏まえたお城めぐりのあり方を模索していければいいなと思います。
お城めぐりは外出をともなう趣味ですから、今回のように外出自粛で出かけられないとなるとむしろストレスの原因にもなりかねないのですが、多くの方が攻城団に連日アクセスしてくださり、過去の投稿を再チェックしたり、ルームで会話を楽しんだり、ブログの読み物で気分転換をしてくださっていたようです。
もともと孤独な趣味といわれてきたお城めぐりですが、攻城団はそのあり方を少しだけ変えつつあるのかなと実感しました。ぼくらはお城めぐりという趣味をライフワークにすることを掲げていますが、それは趣味を持つことで人生が救われることもあると信じているからです。
本格的な観光の再開は8月以降らしいので、まだ2か月は様子を見ながらとなりますが、とにかく安全に気をつけて、そして訪問先の事情に配慮して楽しんでいきましょう。
それでは先月のレポートです。
全体の数字は先月より増えていますが、これはテレビの影響だと思われます。
5月はテレビ局の番組編成もコロナの影響を受けて過去の再放送が多かったので、お城についての番組がいつもより多かったです。毎回こうして反響があるのはほんとうにありがたいことで、テレビ番組をきっかけに「そのお城に行ってみたい」と思われる方が増えていけばいいですね。
今後は現地に出かけるという体験がいままでよりももっと価値を持って受け止められそうな気もするので、各地の魅力をより一層伝えていけるように工夫したいと考えています。
またご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、ブログの記事がいくつかGoogleニュースに配信されています。
とくに榎本先生に連載していただいている大河ドラマ「麒麟がくる」の関連コラムで「明智光秀と朝倉義景」の記事が4万人以上に読まれてました。冒頭の折れ線グラフで飛び出てる日(5/18)がそうです。
明智光秀と朝倉義景ーーあるいはあやふやな朝倉家臣伝説 - 攻城団ブログ
美濃を追われた明智光秀が仕えたとされるのが朝倉義景なのですが、この話はほんとうなのでしょうか。
一方で攻城数や写真の投稿数など、団員のみなさんがお城に出かけたことを示す数字はどのくらい前に遡ればいいかわからないくらい少ないものでした。
これはみなさんがちゃんと自粛されてることの証拠なのでむしろサイト運営者としては誇らしい気持ちです。
(投稿されている記録や写真も新規団員による過去のものが多かったです)
先月の数字 | 前月の数字( これまでの累計) | |
---|---|---|
訪問数 | 511,370 | 384,677 |
ページビュー | 1,270,121 | 1,021,884 |
滞在時間 | 9:40 | 10:43 |
登録者数 | 241人 | 183人( 4,222人 ※アクティブのみ) |
当月の攻城数(人) | 2,136回(392人) | 1,366回(360人) |
「行きたいお城」登録数 | 3,458件 | 3,121件 |
アップされた写真の枚数 | 1,347枚 | 1,997枚( 190,372枚) |
城データ登録数 | 1 | 1( 2,718) |
城メモの記事数 | 12 | 18( 1,899) |
自粛期間中はタイムラインの表示抑制だけでなく、フォローウォッチメールなどの通知メールも停止していたため、サイトを訪問する頻度が減った方もいらっしゃいました。そのためアクティブな団員数は先月より減少しています(4,304人→4,222人)。これは珍しいことではありますが、今回にかぎっては自分たちでアクティブ率を下げるような対処をしたこともあり、しょうがないかなと受け止めています。
むしろどのような状況下にあろうとも、きちんと最新の「ちゃんと使ってくださってる利用者数」を発表していくことが大事だと考えています。
それと平均滞在時間が10分を切ってしまったのもオープン当初以来のことだと思います。
この原因はおそらくテレビの影響でしょう。最初は上述したGoogleニュース経由の4万人の影響かと思って、この記事の平均ページ滞在時間を見たのですが、10分以上あったのでマイナスの影響はなかったようです。
テレビを見ながらの検索はどうしても1ページだけ、短時間になりがちですので、平均値を下げる傾向にありますね。
なお攻城団ではサイトのPVよりも平均滞在時間を大事にしています。
PVはそれこそ記事を分割して――ようは少しだけ利用者・読者に意地悪をして――増やすことができるけど、平均滞在時間はそうした小手先のテクニックでどうにかできる数字じゃないからです。サイトの使いやすさやおもしろさが直結する数字と考えているので、これからも指標として重視するつもりです。
(今回10分を切ってしまったので、回復できるようがんばります)
5月18日に二条城が府民限定で営業再開したので、初日に行ってきました。
スタッフのほうが多いくらいガラガラでしたが、再開できたことをみなさん喜ばれていました。あと城内の木が伐採されていて見やすくなってたので、今度訪問された際はそのへんのちがいもチェックしてみてください。
公開が再開された二条城にいってきました - 攻城団ブログTwitterFacebookLINEFavorites
今日から公開が再開された二条城を訪問してきました。府民限定ということもあり貸切状態でしたが、ひさしぶりに訪問できてテンションが上がりました!
ぼくも周山城などいくつか行きたいけど行けてないお城があるので、まずは近場のお城の再チェックをしてみるのがいいかもしれませんね。
緊急事態宣言が全国的に解除されたことにともない、タイムラインの表示抑制を解除し、通知メールも再開しています。ただしまたいつ外出自粛が要請されるかわかりませんので、いつでも元に戻せるようにはしてあります(それがムダになることを願いつつ)。
ぼくの自粛期間は出かけられなかったり、イベントが開催できなかったこともあり、開発にあてる時間を増やしました。
以下のとおり、いくつかの新機能、機能改善をおこなっています。
まず攻城済み塗りつぶし地図の旧国バージョンを用意しました。これまでは「まだ攻城できてない都道府県」のみでしたが、同じことを旧国単位でもできるようにしました。
自分の足跡を可視化するのはなかなかおもしろいので一度見てみてください。
攻城済み塗りつぶし地図の旧国バージョンを用意しました [お知らせ] | 攻城団(全国のお城検索サイト)
プロフィールの攻城済み塗りつぶし地図に旧国バージョンを追加しました。
次に写真のページで同じ日に撮影した写真が時系列に並んで表示されるようにしました。
これまで投稿された写真はいつ誰が投稿したものであってもフラットに並べていたのですが、せっかく撮影日時のデータがあるので、「同じ人」が「同じ日」に「同じ城」で撮影した写真はひとまとめにして見ることができるようにしました。
その日の行程がなんとなくわかるので、攻城の様子を追体験できるようで楽しいですよ。
写真のページで同じ日に撮影した写真が時系列に並んで表示されるようにしました [お知らせ] | 攻城団(全国のお城検索サイト)
個別の写真ページに同じ日に撮影した写真をまとめて表示するようにしました。
最後に、読者投稿欄に回答する際、画像が添付できるようにしました。
これは以前から要望があったのでようやく対応したという話なのですが、たとえば過去に出した「これまで現地で買ったお土産で良かったものを教えてください」といったお題の場合は、現物そのものの写真を添付できるのでわかりやすくなりますね。
読者投稿欄に画像添付ができるようになりました [お知らせ] | 攻城団(全国のお城検索サイト)
読者投稿欄に回答する際、画像を添付できるように改修しました。
そのほか、現地でのイベント開催がむずかしいことを踏まえて「オンライン評定」としてビデオミーティングを開催してみました。今後も継続していくつもりです。
YouTubeチャンネルもずっと放置していたのですが、動画配信にも挑戦してこうかなと思っていますので、攻城団TVのルームをチェックしておいてください。
全国的に緊急事態宣言が解除されて最初の週末だった先週末は多くの写真が投稿されていましたので、今月からはまた増えていくことが予想されます。タイムラインにもにぎやかさが戻ってきています。
では今月もよろしくお願いいたします。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する