2017年2月6日、ついに七尾東雲高校で七尾城観光マップの制作準備に入りました。
ほんとうは市街地のフィールドワークに出かける予定だったのですが、この1ヶ月ほど、七尾市は天候が崩れることが多くなってきています。そこで「七尾城の情報整理とマップづくりを先にはじめましょう」と計画を入れ替えることになりました。
まず、七尾城観光マップに掲載予定のスポットを確認しながら、誰が「どのスポットについて紹介テキストを書くか」「誰がイラストを描くか」の役割を決めました。
つづいて担当となったスポットについて、なにを学んできたのか、どういう見どころがあったのか。七尾城を訪問される方に伝えたいことを書き出す作業をおこないました。
フィールドワークでは撮影だけでなく、それぞれメモも取っています。
ところが写真を見ながらだと漏れがあることに気づいたり、調べたつもりだけど見落としていたことがけっこうあったようです。
「ここの写真が撮れていない」
「市街がきれいに見えた場所はここであっている?」
「石碑があったけど、なんの石碑だっけ?」
「あの場所とても広かったけど『広い』って書いても、どのくらいの広さか伝わらないよね......」
耳を傾けると、こうした話をしながらも、お互いのメモや情報を交換している様子でした。
さらに絵を描くために大きな机がある教室に移動します。
部屋に入ると、ホワイトボードに先生が、七尾城址付近の地図を書き出してくれていました。
大きな絵を見ながらだとじっさいに歩いた場所を思い出しやすいのか、会話も弾んでいるようでした。
マップの元となる下絵担当の生徒さんがさっそく描きはじめました。
ほかにあるマップを参考にしながら、地形を描いているようです。
自分で歩いたとはいえ、高低差をつけて描くのはむずかしいものですね。
そのほか自分が担当するスポットの文章を考えたり、絵を描き出したりしています。
今回のマップづくりは、下絵(地形図)と、スポットの説明、絵を別々に制作する計画です。
そして最後に下絵に、スポットの絵や説明を貼り付けることで、1枚のマップにする計画です。
今日の時間がきたので、作業はここまで。
次回の授業でおこなうことを確認して、時間終了となりました。
下絵と案内スポットの絵を別々に描くというのは、事前に話をしていました。とはいうものの、はじめての作業でもありますし、じっさいにどういう仕上がりになるのか想像がつかないと、なかなかむずかしいのかもしれませんね。
でもそのむずかしさと正面から向き合って、どういう説明文がいいのか、どういう絵なら「伝わる」のか、みなさん悩みながら作業を進めていたのが、とても印象的でした。
来週はまた学校内で今日のつづきをおこなう予定になっています。
全国的に寒波に襲われていますが、七尾でも市街地のフィールドワークに出かけられるのは3月になってしまうかもしれませんね。
また次回のレポートを楽しみにお待ちください。
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