小田城は小田氏の居城として知られています。鎌倉時代に小田氏の祖となった八田知家によって築かれた城で、戦国時代には15代当主である小田氏治が佐竹氏や北条氏、そして上杉謙信らと抗争を繰り返し、激しい争奪戦が繰り広げられています。氏治は城を何度も奪われ、そのたびに奪回しましたが、「手這坂の戦い」で佐竹氏に敗れて以降は、佐竹氏の所領となりました。1602年(慶長7年)に佐竹氏の秋田移封に伴って廃城となりました。付近にある龍勝寺の山門は小田城の城門が移築されたものと伝わっています。
目次
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14.6 m
内郭:21 ha 外郭:--
八田知家
着工 1192年(建久3年)
1602年(慶長7年)
小田氏、太田資正、梶原政景、小場氏
堀、土塁、空堀
国史跡
項目 | データ |
---|---|
曲輪構成 | |
縄張形態 | 平山城 |
標高(比高) | 14.6 m( -- ) |
城郭規模 | 内郭:21 ha 外郭:-- |
築城主 | 八田知家 |
築城開始・完了年 | 着工 1192年(建久3年) |
廃城年 | 1602年(慶長7年) |
主な改修者 | |
主な城主 | 小田氏、太田資正、梶原政景、小場氏 |
遺構 | 堀、土塁、空堀 |
指定文化財 | 国史跡 |
復元状況 |
更新日:2024/04/25 03:28:40
項目 | データ |
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アクセス(電車) | |
アクセス(クルマ) |
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駐車場 |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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