小田城歴史ひろば展示室にありました。展示は撮影OK(ただしフラッシュは禁止)です。
北橋は土橋です。基礎に石積が復元されています。
20㎜の広角でなんとか東と北の土橋を両方フレームに入れることができました。
東橋は半分が土橋、もう半分が木橋だったようです。土橋部分の基礎に石積が見えています。
カメラの専門用語になってしまいますが、焦点距離は16㎜で撮影しています。これくらいの広角で撮ることはめったにありませんが、たまにこういうシーンで必要となります。 両脇の鉄塔が傾いて写っています。これでも少し修正していますが、広角の写真では避けられません。広角であればあるほど、魚眼レンズみたいなゆがみが出てしまいます。
建物跡を囲むように排水溝が巡り、手前の大きな溝に通じています。
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三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。
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