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大井田城は新田氏の一族である大井田氏によって築かれたと伝わる城です。大井田城砦群（大井田十八城）の本城でもあります。1333年（元弘3年）に新田義貞が鎌倉幕府倒伐の兵を挙げた際は大井田氏経が真っ先に馳せ参じ、南朝方として各地を転戦しましたが、義貞が討死すると劣勢となり、大井田氏は衰退しました。戦国時代に入ると大井田氏は上杉謙信に従い、大井田景能は上杉景勝の養育係をつとめています。景能の死後、長尾政景の弟で景勝の叔父にあたる大井田景国が大井田家を継いでいますが、1590年（天正18年）に景国は切腹させられています。その後、大井田氏は上杉氏の会津移封に従ったため廃城となりました。現在城址には堀切や畝状竪堀群などの遺構を確認することができます。また城址入口に城址碑と案内板が建てられています。
大井田城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
登城口前に案内板があり、縄張り図を確認。広くは無いがきれいに下草も整備され、段々の曲輪の跡がハッキリと確認できます。本丸の上から後ろ側の深い堀切がきれいに確認できます。登城口の少し下に専用駐車場あります。（2024/06/09訪問）
城の西方、線路と並行している461号線の大井田城跡入口の表示の角から東進していきます。城跡は周辺の木も伐採され、城内の草刈りも行われてありました。（2021/06/25訪問）
30年以上も前に攻城しましたが、当時は車で本丸まで行けました。 十日町博物館には当時大井田城や麓にあった館のジオラマが展示してありました。（1990/08訪問）大井田城に関するデータ 情報の追加や修正
300 ｍ（ 150 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
大井田氏
着工 南北朝時代頃か
戦国時代末期か
大井田氏
曲輪、土塁、堀切、畝状竪堀群
県史跡
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | 梯郭式 |
| 縄張形態 | 山城 |
| 標高（比高） | 300 ｍ（ 150 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 大井田氏 |
| 築城開始・完了年 | 着工 南北朝時代頃か |
| 廃城年 | 戦国時代末期か |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 大井田氏 |
| 遺構 | 曲輪、土塁、堀切、畝状竪堀群 |
| 指定文化財 | 県史跡 |
| 復元状況 |
登録日：2019/08/27 13:49:52
更新日：2024/07/27 04:02:07
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | 無料 |
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太田資正（三楽斎）の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。
であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。
（
こうの）
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