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豊田館は奥州藤原氏の祖先・藤原経清によって築かれた居館で、藤原清衡が生まれ育った場所と伝わっています。その後、1099年（康和元年）に清衡が平泉に拠点を移したあとも奥州藤原氏の重要拠点として、政庁的な機能を持っていたと推測されています。現在城址は史跡公園として整備され、仙台藩の儒学者・田辺希元による豊田城跡碑が建っています。
豊田館を攻城した団員が残してくださったコメント（クチコミ）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
藤原経清、清衡の居館跡。ここから車で５分程度のえさし藤原の郷に復元居館があります。豊田館跡のみなら見学２０分。藤原の郷と合わせれば見学２時間くらいでしょうか（2023/08/13訪問） 
水沢江刺駅でタクシー捕まらず徒歩50分強。タクシーは事前予約されたほうがよいです。（2021/04/16訪問）
えさし藤原の郷に寄ってから、攻城しました。城の石碑の右側に駐車場があり、少し登ると公園になっています。そこには案内板・豊田城跡碑・愛宕神社・藤原清衡生誕の石碑があります。（2020/09/29訪問） 
岩谷堂城から徒歩40分。立派な城址碑がありますが、遺構はなく小さな公園といった風情です。（2019/11/29訪問）
城址駐車場を利用して攻城しました。城址碑がありました。（2019/08/09訪問）豊田館へのアクセス情報 情報の追加や修正
あり（無料、10台）
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三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。
（
まーちゃんさん）
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