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布川城は豊島頼継によって築かれた城で、豊島氏（府川豊島氏）代々の居城でした。1590年（天正18年）の豊臣秀吉による「小田原征伐」では豊島三河守貞継は小田原城に入り、弟の頼重が城を守っていましたが、浅野長政に攻められ降伏し、頼重はそのまま忍城攻めに参陣して討死しました。なお貞継は北条氏直とともに高野山に入ったと伝えられています。その後、徳川家康が関東に入封すると佐竹義宣に備えるために松平信一が城主となりましたが「関ケ原の戦い」の功により信一は土浦城へ移ったため廃城となりました。現在城址には本丸跡に徳満寺があり、土塁と空掘が残っています。
目次
布川城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
布佐駅から徒歩。徳満寺の城趾碑・案内板を確認し、本堂裏の虎口や堀切を見学した。（2019/08/30訪問）
二の丸になるらしい役場は取り立てて何もないかと。歩かない所を含めて、思ったより高低差があります（2020/09/13訪問）布川城に関するデータ 情報の追加や修正
20 ｍ（ 15 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
豊島頼継
着工 1519年（永正16年）頃
豊島氏、松平氏
土塁、空堀、馬出曲輪、櫓台
町史跡
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 平山城 |
| 標高（比高） | 20 ｍ（ 15 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 豊島頼継 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1519年（永正16年）頃 |
| 廃城年 | |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 豊島氏、松平氏 |
| 遺構 | 土塁、空堀、馬出曲輪、櫓台 |
| 指定文化財 | 町史跡 |
| 復元状況 |
更新日：2023/11/29 03:54:29
布川城へのアクセス情報 情報の追加や修正
利根町役場駐車場
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
|
| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | 利根町役場駐車場 |
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中世城郭の研究家が、東京に残る後北条氏の城、滝山城の歴史と縄張りを紹介する小冊子。前半では、戦国時代に武蔵国の多摩地域で起こった武将たちの争いを時系列で紹介しながら、それに関わる城を紹介していく。後半は、古い甲州道沿いに築かれた「滝山三城」（根小屋城、高月城、滝山城）の縄張りと防御のシステムを、わかりやすい図で解説している。当時の城の様子を想像するのに良い本だと思う。(2007年刊行)
（
こめつぶさん）
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