紹介文

望月城は甲賀忍者の一族で甲賀五十三家の筆頭格だった望月氏の居城でした。1568年(永禄11年)に織田信長観音寺城の六角氏を攻めた際、六角義賢義治父子は城を捨てて甲賀へ逃亡しましたが、このときに頼ったのが望月氏でした。東へ張り出した尾根の先端に築かれた方形城館で、谷を挟み50mほど南側の尾根には望月支城、南東には杉谷砦、北方には杉谷城があります。現在城址には堀切、横堀などの遺構が残っています。

望月城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

望月城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • とも 小山の中腹に虎口を持つ単郭のお城でした。すごい高さの土塁で圧倒されました(2024/04/30訪問)
  • 歴史の風 主郭土塁から谷に降りて望月支城を攻めましたが藪こぎでした。この季節なのでマシな方?...夏は厳しそうです。(2020/02/09訪問)
  • 猫セブン 位置情報にスペースあり。登城口まで徒歩5分。主郭内確認後、主郭の西へ回り込むと見事な二重堀切があります。更に尾根を西へ進むと望月支城への分岐点があり尾根を下って行くと望月支城へ行けますが道はないのでGPSを用意されたら良いと思います。(2021/11/03訪問)
  • 河内守泰吉 甲賀筆頭の望月家のお城にしては小さいと思いきや、その南西にある望月支城(未登録城)がとてつもなく大きく面白い縄張りなので、合わせての攻城をオススメします。(2024/03/02訪問)
  • ぐこ 民家の間の空き地(位置情報)から稲荷社への参道を通り登城しました。 主郭周りの高土塁や堀、虎口がよく残っています。土塁内側面の櫓台跡が立派です。 南接する望月支城へは、一度登城口へ戻り(位置情報)から西へ登城するのが楽だと思います。(2024/02/18訪問)
  • もはべ 登城口は一番北側の尾根にあります。登った所に祠があります。地元の方々が整備されてます。登城路は祠より北の竹藪から入り堀切の横通って主郭方向へ登って行きます。(2023/12/07訪問)
  • ぽち太365 杉谷南交差点脇に車を停めて攻城。集落中の登城口は、白い家の横の空き地にありますが表示はありません。お稲荷さんの裏を抜けると虎口です。高い土塁を越えると大きな堀切があります。そこから尾根沿いに進むと頂上近くに詰城の曲輪や空堀があります。頂上からは新名神が見えます。(2023/08/13訪問)
  • solitario 杉谷南交差点から50m ほど南の脇道を降りると舗装された駐車スペースがあり、登城口まで徒歩5分くらいです。登城口には特に案内などはなく空地の奥から入りますが事前にストリートビューなどで確認しておけばすぐに分かります。(2023/03/05訪問)
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構造

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曲輪構成

---

縄張形態

山城

標高(比高)

219 m( 30 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

望月氏

築城開始・完了年

着工 室町時代

廃城年

1574年(天正2年)か

主な改修者

---

主な城主

望月吉棟、望月出雲守

遺構

曲輪、土塁、空堀、堀切

指定文化財

---

復元状況

---

登録日:2020/11/04 01:30:53

更新日:2024/10/10 03:47:47

城メモ(見所)

望月城の見所や歴史などを紹介します。

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観光情報

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営業時間

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料金(入城料・見学料)

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休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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望月城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR草津線・甲南駅からタクシーで10分
  • JR草津線・甲南駅から徒歩55分

アクセス(クルマ)

  • 新名神高速道路・甲南ICから5分

駐車場

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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