攻城団からのお知らせ

数寄屋丸二階御広間と飯田丸五階櫓

今回の熊本城攻城では、前回見学しなかったところを見ることにしました。

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熊本城は少しずつですけど、櫓などの復元を進めていて、いまも櫨方門のところの馬具櫓を復元中です。

DSC00364 まずは宇土櫓の近くにある数寄屋丸二階御広間です。 DSC00520 まあ誰もいない。天守から宇土櫓へ向かうルートのちょっとそれた位置にあることもあって、ほとんど見向きもされてません。ぼくも前回来たときは「ま、いいか」と飛ばしちゃいました。 案内板です。なるほど、大坂城の山里丸と同じで、文化的遊興の空間だったと。 DSC00522 靴を脱いでそのまま二階へ上がります。 DSC00525 こんな感じで少しだけ武具の展示などがありました。 DSC00531 大半は畳張りの部屋になっています。ここで連歌の会などの催しをやっていたんですね。 蛍光灯がちょっと興ざめな感じです。 DSC00533 ここは5分か10分ほどで見学できます。出口の前から天守と小天守が見えます。 DSC00538 反対側はちょっと木で隠れてますけど、飯田丸五階櫓が見えます。 DSC00537 次はその飯田丸五階櫓へ向かいましょう。 まず来た道を引き返して、二様の石垣のところまで戻ります。ちょっと天気も良くなってきました。 DSC00546 こうやって見ると、細川時代の石垣はちゃんと算木積みをしていて、強度が増してるのがよくわかりますね。 DSC00556 いちょう並木を抜けていきます。 さすが「銀杏城」の異名のとおり、このへん一帯はいちょうの落ち葉がすごかったです。銀杏くさくはなかったですけどね。 DSC00558 見えてきました。 DSC00562 宇土櫓もですけど、5階建ての櫓がこれだけあるというのがすごいですよね。 (当時は6棟あったそうです) どん! DSC00563 この角度から見ると、とても複雑な構造ということがわかります。 DSC00564 そして案内板です。 DSC00565 飯田覚兵衛が預っていた曲輪にあったので、飯田丸と名付けられたそうです。 中はこんな感じです。撮影もオッケーでした。 こっちも誰もいなくて、見学者はぼくひとりでした。もったいないなあ。 DSC00567 木造はいいなあ。 復元の様子もこんなふうにまとめられてました。 DSC00571 さっきまでいた数寄屋丸が見えます。 DSC00582 残念ながら3階までしか上がれません。 DSC00586 おじさんに聞いたら「天井が低いので無理なんですよ」っていってました。 たしかに外から見ててもかなり低そうです。おそらく4階以上は見張り台としての役割を持ちつつも、よくあるように武器庫として使われてたんでしょうね。 ふたたび外から。 DSC00590 そういえばこの縮尺ってディズニーランドの設計に似てるのかも。ディズニーランドの建物も遠近感を出すために、2階部分は小さくつくってると聞いたことがありますが、なんだか似てますね。 もっともこの櫓の場合は遠近感を出すのが目的じゃないでしょうけど。 櫨方門の近くから見た飯田丸です。石落しがよくわかります。 DSC00599 熊本城にいくと、まず天守に登って、本丸御殿と宇土櫓を見学して帰っちゃう方が多いかもしれないけど、もしあとすこし時間があるなら、あるいは二回目に攻める場合は、こういう他の櫓を見てほしいですね。
   
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