仕事でまた熊本にいく機会があったので、一泊して熊本城にいってきました。
で、今回は天守にあがるんじゃなくて、周辺を散策しようと思って、ぐるりとまわってきました。旧細川刑部邸や県立美術館、護国神社などいろいろあるんですよね。
こんなふうに石垣を下から見るのも壮観ですよね。これは東十八間櫓です。
で、今回のメインは古城(ふるしろ)とも呼ばれている、熊本城築城以前のお城「隈本城」を見たかったのです。 場所は熊本城本丸から見て西にある古城堀端公園のあたりです。 (熊本城と新幹線の線路の間です) 公園の前の住所を見たら「古城町(こじょうまち)」となってました。名前がそのままでわかりやすいですね。 タクシーで向かう場合は県立第一高校か中央郵便局を目印にすればいいと思います。市電だと洗馬橋駅で降りると前が郵便局なので、そこから歩いて5分ほどです。 こんな感じの公園になっています。写真の右奥に石垣が残っているのが見えますかね。 石垣はかなりちゃんと残ってました。 この石垣の上にあるのが高校です。平城の城址は市役所や県庁になってることが多いですが、平山城の場合は学校やグラウンドになってることが多いですね。 (たとえば神奈川県にある玉縄城は清泉女学院中学高等学校になってますね) 高校の正門前が橋になってるんだけど、おそらくここが堀だったんでしょう。 公園内にはこんな看板もありました。 将来はこの堀を復元する計画もあるみたいですね。 隈本城は、1496年(明応5)年に鹿子木寂心(かのこぎじゃくしん)が築いたといわれてます。 で、ご存知のとおり、関ヶ原の戦いの論功行賞で加藤清正が肥後一国52万石の領主となって、この地に城を築くわけですが、その完成が1606年(慶長11年)で、さらにその翌年にこの地の名前を「隈本」から「熊本」に改めたそうです。 まあ城ができて地名を変えるというのは、清正の親ともいえる秀吉が「今浜」を「長浜」と改めたり、「小坂(おさか)」を「大坂」に改めたりしてますから、それにならったんでしょうね。 で、ここまでいったらついでに見ていただきたいのが、郵便局の横にある船場柳御門跡です。 橋がかかってるんですが、ちゃんとここからも天守が見えるんですよ。 わかります? ちょっと拡大するとほら。 熊本城くらい大きなお城になると、周囲を歩くだけでもかなり時間がかかりますが、いろんな場所から天守を眺めるのもいいですよね。 もしスケジュールに余裕があれば、隈本城もぜひ攻城してみてください! [余談] すぐそばに「ホテル古城」という名前のラブホテルもありました。殿のおたわむれの場所ですね。toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
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