（この記事は2011年5月に自分のブログに書いたものを転載したものです）
ご存知のとおり、京都には寺社仏閣をはじめとしてさまざまな歴史的建造物がありますが、昨日は天気もよかったので船岡山公園にある建勲神社に出かけてきました。
ここには船岡山城というお城があったそうなんですね。応仁の乱で攻め落とされた城で、いまは堀切とか曲輪っぽい感じだけが残っていて、石碑もなにもないんですけど。
あ、応仁の乱の石碑はありました。
ちょっと草がボーボーですね。もうちょっとちゃんと手入れしてあげたいなあ。
船岡山城趾はこんな感じです。たぶんこのあたりが本丸だったんじゃないかなと。
たぶんこれが空堀だったと思います。自信ないけど。
建勲神社は船岡山公園の中にあります。
いきなり織田木瓜が迎えてくれます。
こんな感じであちこちに織田家の家紋がありますが、それもそのはずでこの神社は織田信長を主祭神とし、子の織田信忠を配祀しています。
（主祭神というのはその神社に祀られている神様のことで、配祀というのは複数の神を祀ってるときのメインじゃない神様を指す言葉です）
わりと新しい神社で、天下を統一した織田信長の偉勲を称え、明治3年に明治天皇が創建したそうです。
この船岡山の地が選ばれたのは平安京の四神相応の玄武に位置し、豊臣秀吉によって信長の廟所と定められた地だからだといわれてます。
織田木瓜があちこちにあるので、ついつい探しちゃいました。
もちろん祭神として信長公の名前もあります。当たり前だけど。
で、願掛けの祈願串（っていうのは知らなかったけど）があったので、願いを書いてきましたよ。
漢字まちがえちゃったけど。恥ずかしい！
ちなみに建勲神社は「たけいさおじんじゃ」と読みます。みんな「けんくんじんじゃ」とか「けんくんさん」って呼んでますけどね。
あと、船岡山公園から道路（北大路通り）をはさんで北側には今宮神社があります。そこの「あぶり餅」は有名なので、お越しの際はぜひ食べていってください。
この参道にはあぶり餅屋が「かざりや」と「一和」と向かいあわせに2軒あって、本家と元祖みたいにずっと競い合ってておもしろいですよ。
あぶり餅ってのはこんなのです。白味噌がかかってて甘い。
さらに近くには大徳寺もありますので、時間に余裕があるときはオススメです。
この大徳寺総見院は、本能寺の変で亡くなった織田信長の菩提を弔うために秀吉が建立した寺で、墓地には信長一族のお墓があります。
今回訪問した場所の地図です。
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