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淀城を攻城

うちからそれほど遠くない、淀城にいってきました。
いま残ってる淀城跡は、いわゆる淀の方のお城の淀城ではないんですよね(あっちは「淀古城」と呼ばれてます)。

DSC_1797

豊臣から徳川に世間が変わるときは(関ヶ原とか大坂の役があった頃は)、やたらお城を建てたり潰したりしてるんですけど、そのときどきの状況に応じて要所を奪い合ってたんですね。
事実、この淀城があった場所は水路の要所だったので、とても重要とされていました。当時は水路もめちゃくちゃ活用されてましたし。ちなみにここで桂川、宇治川そして木津川が合流して淀川になって大阪につづきます。京都と大阪を結ぶ主要経路だったんです。

淀君の淀城(淀古城)はいったん取り壊されて伏見城に流用されるんですけど(この伏見城も秀吉の伏見城と、家康の伏見城とふたつあるのでややこしい)、豊臣家を滅ぼしたあとにやっぱり大事だってことで伏見城を取り壊して淀城を築城したそうです。 このへんの城同士の関係図とか、移築された建築物の系譜を整理するとおもしろそうですね。 以降、この淀城は明治時代まで残るわけですが、淀藩主・稲葉氏は春日局(お福)が幼女に入った家ですね。案内板にもそのへんのことが書いてありました。 DSC_1774 場所は京阪電車の淀駅の真ん前で、お城の駅というよりは競馬場の駅として有名ですね。京都競馬場の最寄り駅なので。ぼくのおじいちゃんの家がこの近くにあったので、週末になればクルマの渋滞もすごかったです。 お堀が残っている南側は病院(?)の駐車場になっているので、城跡らしさをはっきり見ることができますね。 DSC_1765 現在は石垣とお堀の一部が残ってるだけですけど、修復計画もあるようです。うまくいくといいですね。 DSC_1768
より大きな地図で 淀城周辺マップ を表示
   
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