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黒坂鏡山城は関一政によって築かれた城です。一政は「関ケ原の戦い」の功により伊勢亀山3万石から加増転封され、この城を築きました。1618年（元和4年）に家中不統一で関氏が改易されると城も廃城となり、その後は鳥取藩池田氏の領地として重臣の福田氏が黒坂陣屋を構えて幕末まで支配しました。城址は近年、地元ボランティアにより、石垣や井戸などの遺構が良く見えるように整備されました。また、関氏の築いた「黒坂七町」と呼ばれる城下町の街並みは現在も残っています。
目次
黒坂鏡山城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
陣屋跡にある井戸跡の背後から登山道が整備されている。ピンクテープやトラロープが設置されているため、迷うことなく山頂の主郭まで到達できる。 まさか登山道が整備されていると思わなかったため、足元は普通のスニーカーで軍手やストックは持参していなかったが、何も問題はなかった。（2023/12/08訪問） 
城址には駐車スペースがなく、駅前駐車場に停めました。高校グランド横にあり、石垣が残っていますが、陣屋周りのみの整備のようで、本丸へはあまり整備されていないようですので登城しないほうが良いかも。（2021/03/21訪問） 
黒坂駅から見える石垣は黒坂陣屋のものです。陣屋の裏山が鏡山城になるのですが整備はされておらず、登城道の入口すらわからない状態でした。（自分は直登してみましたがオススメはしません） 私も高校とグランドの間をつっきりましたが、明光寺側からのアクセスもできるようです。（2020/11/16訪問） 
黒坂駅裏。 お寺からの道は、池の横で、進めなくて、引き返した。（2020/06/03訪問）黒坂鏡山城に関するデータ 情報の追加や修正
246.5 ｍ
内郭：-- 外郭：--
関一政
着工 1612年（慶長17年） 〜 竣工 1614年（慶長19年）
1618年（元和4年）
関一政
関一政
土塁、石垣
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 平山城 |
| 標高（比高） | 246.5 ｍ（ -- ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 関一政 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1612年（慶長17年） 〜 竣工 1614年（慶長19年） |
| 廃城年 | 1618年（元和4年） |
| 主な改修者 | 関一政 |
| 主な城主 | 関一政 |
| 遺構 | 土塁、石垣 |
| 指定文化財 | |
| 復元状況 |
登録日：2016/08/20 16:54:54
更新日：2024/07/27 03:35:49
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
|
| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | なし |
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太田資正（三楽斎）の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。
であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。
（
こうの）
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