岩殿山城は小山田氏の居城として知られています。1582年(天正10年)に織田軍が甲斐に侵攻した際、当時の城主であった小山田信茂は、新府城から岩殿山城へ落ち延びてくる武田勝頼を裏切り、自害に追い込んだことでも知られています。江戸時代には、幕府の緊急事態のときには甲府へ逃れる計画であったため、岩殿山城は要塞として引きつづき整備されていました。山頂には1879年(明治12年)に研究のために登城した陸軍大将・乃木希典の詩碑があります。また、富士山も眺望できることからトレッキングコースとしても人気の山城です。
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岩殿城へのアクセス情報 情報の追加や修正
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この本は日経新聞の土曜朝刊別刷に掲載中の「何でもランキング(1〜10位)」の旅に関する記事をまとめたもの(2019年8月発行)。《第1部、絶景を見に行く》のコーナーには「闇夜に浮かぶ城、冬こそ必見」、《第2部、そぞろ歩きを楽しむ》には「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」のページがあってそれぞれ10の城と城下町が紹介されています。松本城と弘前城は両方にランクイン、また「〜城下町」の方にはこうの団長のコメントや「調査の方法」のところには「お城ファンサイト「攻城団」などの推薦や…」というちょっと嬉しい表記も。
たまには攻城しないお出かけ先を探してみようと久しぶりに書棚から出したのですが、やっぱり「城、城下町」のページを真っ先にチェックしました。さて、同行者の満足ポイント(街歩きと地元の食やお酒)があって、ほどよく攻城できる次の行き先はどこになるかな。
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