紹介文

紀伊田辺城は浅野家の家老・浅野知近によって築かれた城で、一国一城令のあとは陣屋に改築されています。この頃は湊城と呼ばれていました。1619年(元和5年)に徳川頼宣が紀州に入ると、付家老・安藤直次によって湊城を改築して田辺城が築かれています。以降は明治時代まで安藤氏が城主をつとめました。当時の遺構はほとんど残っていませんが、わずかに石垣と水門が現存しています。

紀伊田辺城を訪問した144人の報告によれば、平均見学時間は23分、平均評価は2.56点となっています。

紀伊田辺城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

紀伊田辺城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • 黒まめ 錦水神社の向かって左に小さな建物を模した飾り棚があります。中に鯱瓦が展示されていますが、日光がガラスに反射して見えにくくなるので、正午前後は避けたほうがよさそうです。(2024/07/25訪問)
  • ロンさん 錦水神社脇の階段を降りた先に、水門と石垣の遺構が残っております。周辺は宅地化して他の遺構は無いようですが、錦水公園は城壁風の壁や櫓風の公衆トイレも見られました。(2024/02/23訪問)
  • 北山摂津守 車で行きました。扇ヶ浜(2023/07/09訪問)
  • ゴロウ 一応、2台程駐車できる場所が、水門前を通りすぎて突き当たり左に曲がってすぐ、また左に曲がる路地に有ります。公園利用者駐車スペースとなっているので、短時間であれば問題ないと思います。公園の説明看板をみて、看板右手の住宅地の路地を少しだけ進むと、確かに館が有った部分が、少し高くなっているのが視認できます。(2022/10/10訪問)
  • okaka 田辺駅から歩いて攻城。公園に案内板があります。(2022/07/16訪問)
  • 明石藩城主 駐車場が無いので要注意です!(2020/01/09訪問)
  • たく 駐車場は有りませんでした。普通の生活をしている町に普通にある、という感じで、水門跡の石垣がさりげなく存在していました。これ以外の遺構は確認出来ず。(2020/01/03訪問)
  • あぶさん HAZUさんの攻城メモを参考に、田辺駅前からタクシーで攻城しました。(同じ運転手さんだったかも?新宮城にも寄ると言ったら、とても喜んでもらえました) 水門跡が残っているのみですが四隅の石垣がなかなか立派で、逆に貴重な遺構だと思いました。(2019/08/18訪問)
すべてを表示(11コメント)

構造

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曲輪構成

---

縄張形態

平城

標高(比高)

4.5 m

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

浅野知近

築城開始・完了年

着工 1606年(慶長11年)

廃城年

1871年(明治4年)

主な改修者

安藤直裕

主な城主

浅野知近、安藤氏

遺構

石垣、水門

指定文化財

---

復元状況

---

登録日:2016/08/20 16:53:32

更新日:2024/10/09 15:04:30

観光情報

見学情報・施設案内  情報の追加や修正

営業時間

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料金(入城料・見学料)

---

休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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紀伊田辺城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR紀勢本線(きのくに線)・紀伊田辺駅から徒歩20分
  • JR紀勢本線(きのくに線)・紀伊田辺駅から龍神バス「南部駅行き」に乗り「橋詰」バス停で下車、徒歩5分

アクセス(クルマ)

  • 阪和自動車道・南紀田辺ICから5分

駐車場

なし

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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