安宅本城は安宅氏の居城として知られています。安宅氏は小笠原長清を祖とし、熊野水軍(日置に根拠地を置く安宅水軍)を率いた豪族で、阿波の三好氏、讃岐の十河氏は同族です。室町時代には紀州のみならず、阿波、淡路、河内などの各地でかなりの勢力を誇っていましたが、安宅実俊の死後、家督争いが起こり一族で合戦を繰り広げたため、以後、安宅氏の勢力は衰えることになりました。1585年(天正13年)の羽柴秀吉による紀州攻め以降は羽柴秀長に仕えました。現在、城跡は宅地や田畑に開発され城址の遺構はほぼ確認することができません。
目次
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | なし |
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この本は日経新聞の土曜朝刊別刷に掲載中の「何でもランキング(1〜10位)」の旅に関する記事をまとめたもの(2019年8月発行)。《第1部、絶景を見に行く》のコーナーには「闇夜に浮かぶ城、冬こそ必見」、《第2部、そぞろ歩きを楽しむ》には「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」のページがあってそれぞれ10の城と城下町が紹介されています。松本城と弘前城は両方にランクイン、また「〜城下町」の方にはこうの団長のコメントや「調査の方法」のところには「お城ファンサイト「攻城団」などの推薦や…」というちょっと嬉しい表記も。
たまには攻城しないお出かけ先を探してみようと久しぶりに書棚から出したのですが、やっぱり「城、城下町」のページを真っ先にチェックしました。さて、同行者の満足ポイント(街歩きと地元の食やお酒)があって、ほどよく攻城できる次の行き先はどこになるかな。
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