紹介文

八木古城は平安時代末の1063年(康平6年)頃に閉伊四郎頼国がこの地を与えられ築城したと伝わっていますが定かではありません。のちに石垣造りの八木城(八木石城)ができたため、八木土城とも呼ばれます。山名四天王のひとり、八木豊信が城主の時代には「食い違い虎口」を築くなどの改修を受けて、八木城の詰城として機能していましたが、1585年(天正13年)に三木合戦で亡くなった別所長治の叔父にあたる別所重宗羽柴秀吉の命を受けて、八木城に入ると廃城になりました。鎌倉時代からの城として重要な遺構が残っていることから、1997年(平成9年)3月6日に国の史跡に指定されました。

八木古城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

八木古城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • らんまる 八木城の本丸北西にある防獣柵を通り堀切を過ぎ登っていくと辿り着けます。草木の無い急斜面ですので滑らないよう特に下りは要注意です。外桝形虎口が格好良いです。(2024/09/25訪問)
  • のり 八木城の北西にある防獣柵を抜けると堀切があり、その先から前半は細尾根、後半は急坂となっています。後半の急坂は滑りやすいので注意してください。土塁は見た目ですぐわかるくらいしっかり残っています。外桝形虎口が見どころです。(2024/08/26訪問)
  • rice8016 急な登山道の登りが続きましたが壮大な土城に大満足です。(2024/03/15訪問)
  • すけきよ堂 主郭は搦手から攻めましょう(2023/05/05訪問)
  • 旭 八木城の本丸の奥の金網の扉を開けて登ります。ここからは道が付いてなく細い尾根を歩いて行きます、斜面が急な所や倒木がありますので用心してください、とてもよい土の城でした。(2022/06/23訪問)
  • 大垣 下八木公民館の前に車をとめて登城。八木城から更に登ることになります。この上りは結構きつかったです。落ち葉のため足が滑るというのがあったからかもしれません。(2020/12/06訪問)
  • 北摂津守 同じく時間は八木城との合計です。土塁がしっかり残ってます。北端の堀切も確認しました。スベります。間違いなくスベります。(2020/01/11訪問)
すべてを表示(7コメント)

構造

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曲輪構成

連郭式

縄張形態

山城

標高(比高)

409 m( 310 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

閉伊頼国

築城開始・完了年

着工 1063年(康平6年)

廃城年

1585年(天正13年)か

主な改修者

八木豊信

主な城主

閉伊頼国、八木氏

遺構

曲輪、土塁、堀切

指定文化財

国史跡

復元状況

---

登録日:2021/12/20 01:36:47

更新日:2024/10/09 03:32:59

城メモ(見所)

八木古城の見所や歴史などを紹介します。

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観光情報

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営業時間

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料金(入城料・見学料)

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休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR山陰本線・八鹿駅から全但バスで「下八木」下車、登山口入口からは徒歩約30分

アクセス(クルマ)

  • 播但連絡道路・和田山IC→国道312号→国道9号

駐車場

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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