紹介文

八木城は山名四天王と呼ばれた有力国人・八木氏の居城として知られています。1577年(天正5年)の羽柴秀長におる第一次但馬攻めで、城主の八木豊信は降伏しました。そして1585年(天正13年)には三木合戦で亡くなった別所長治の叔父にあたる別所重宗羽柴秀吉から任命されて、八木城の城主をつとめます。石垣はこの時代に築かれたようです。しかし重宗の跡を継いだ別所吉治が「関ケ原の戦い」で西軍に属したため、改易となり城も廃城となっています。なお、八木城から200mほど尾根を奥に登ったところに土塁造りの八木古城があり、八木氏の時代には詰城として機能していましたが、別所氏時代には但馬の状況が安定したため廃城となっています。道の駅「ようか但馬蔵」の観光案内所で八木城のパンフレットがもらえます。

八木城を訪問した112人の報告によれば、平均見学時間は1時間41分、平均評価は3.88点となっています。

八木城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

八木城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • らんまる 車は八木城交流館前の空き地にも停めれますし登り口や説明板がある付近にも見学者用の駐車場があります。整備が行き届いており気持ち良く見学できる城です。(2024/09/25訪問)
  • のり 案内板のそば位置情報に見学者用の駐車場があります。八木城交流館(普段は無人)の建物に入ってすぐ左側にパンフレットが置いてあります。本丸の高石垣は圧巻です。(2024/08/26訪問)
  • もとき 登山口(位置情報)から山頂の城域まで距離は900㍍、比高は220㍍ほど。途中、東屋のある位置が概ね中間地点です。主郭の石垣は所々崩落していますが、かなり素晴らしい。算木積みです。(2024/04/13訪問)
  • s作 道の駅で地図をもらい八木城交流館前に駐車。本丸までゆっくり歩いて約1時間。急坂ですが綺麗に整備されているのでとても歩きやすいです。石垣が見えた瞬間、疲れが一気に吹き飛ぶこと間違いありません。(2020/10/18訪問)
  • rice8016 登城は、大変でしたが石垣の遺構に感動しました。(2024/03/15訪問)
  • しごせん 滑りやすい箇所が多いのでトレッキングシューズ必須です(2023/10/26訪問)
  • 戦国roman 八木城交流館で縄張り図掲載のパンフレット入手。攻城には不可欠です。交流館に駐車して攻城。登城口から主郭まで900mです。尾根上の7段の連続する曲輪があり、本丸周辺の石垣と本丸の石塁は見ものです。往復1時間ほどです。尚、トレッキングシューズは必須です。(2023/05/24訪問)
  • 旭 攻城メモの通りに、道の駅で地図をもらってから登りました。木で階段が付けてあり登りやすかったです。石垣は崩れている所もあり用心して下さい。(2022/06/23訪問)
すべてを表示(13コメント)

構造

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曲輪構成

---

縄張形態

山城

標高(比高)

303 m( 230 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

天守メモ

本丸に天守台、櫓台跡あり。

築城主

八木氏

築城開始・完了年

着工 鎌倉時代初期か

廃城年

1600年(慶長5年)

主な改修者

別所重棟

主な城主

八木氏、別所重棟(1万2000石)

遺構

石垣、曲郭、土塁、堀切

指定文化財

国史跡

復元状況

---

登録日:2020/09/29 20:52:22

更新日:2024/10/09 15:03:25

観光情報

見学情報・施設案内  情報の追加や修正

営業時間

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料金(入城料・見学料)

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休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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八木城の見所は城メモをご覧ください

現地周辺の天気

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR山陰本線・八鹿駅から全但バスで「下八木」下車、登山口入口からは徒歩約30分

アクセス(クルマ)

  • 播但連絡道路・和田山IC→国道312号→国道9号

駐車場

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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