家老屋敷

大手前駐車場のとなりに家老屋敷があります。
出石藩の家老をつとめた仙石左京の旧屋敷で、大名行列の諸道具などを展示するために、1990年（平成2年）にオープンしました。

長屋門を入ったところに案内板があります。

家老屋敷

この屋敷は、元出石藩家老仙石左京の居館跡で長屋門の奥に木造で一見平屋建に見える細長い建物がその居宅ですが、隠し二階があり不意の襲撃にも備えてあります。左京は藩主仙石氏の支族で一、五〇〇石の知行を受け大老も勤めた人物で博学多才でした。幕末期の窮乏した藩財政再建に新政策を打ち出し努力しましたが、守旧派に総反発を受け遂いに幕府が裁断により天保六年江戸鈴ヶ森の露と消えました。世に仙石騒動と呼ばれ左京はお家乗取りの極悪人に仕立てられ日本三大騒動として芝居や講談で世上を賑わせました。以後出石藩は半知となり三万石で明治を迎えました。

これが家老屋敷です。

入口にも案内板があります。

家老屋敷

　白亜の土塀と長屋門からなるこの屋敷は、出石城の内堀内にあった高級武士（家老級）の居宅です。外観は一見平屋造に見えますが、その実隠し二階があって不意の襲撃に備えたものと思われ、建物の一部を喪失しているとは言え往時の造りを偲ばせてくれます。 　また、日本三大お家騒動の一つに挙げられる仙石騒動の中心人物で、図らずも徳川幕府によって断罪された仙石左京の屋敷があったことから、『左京屋敷』とも呼ばれています。

内部は撮影もオッケーです。

「無」の家紋が入った道具や瓦もありました。

家老屋敷の観光情報