上林城は赤井氏の一族である上林氏の居城として知られています。上林谷は丹波から丹後に通じる街道を押さえる要衝で、上林氏は代々、16世紀後半まで城主としてこの地を治めていましたが、1575年(天正3年)の織田信長の家臣・明智光秀による丹波侵攻により勢力を失っていきます。このとき宇治で茶業を始めて成功した一族がおり、とくに豊臣秀吉の時代には北野大茶湯で上林氏の茶が使用されるなど、宇治茶業界の一大勢力となっています。ちなみにコカ・コーラ社の「綾鷹」の開発に協力した宇治の老舗茶舗「上林春松本店」はその子孫です。現在城址は公園として整備されており、発掘調査では石垣や畝状竪堀群などが見つかっています。登城口に案内板が建てられており、山頂の本丸跡には稲荷神社があります。また江戸時代には山麓の居館跡に藤懸永勝が藤懸陣屋を築きました。
目次
上林城に関するデータ 情報の追加や修正
199.3 m( 60 m)
内郭:-- 外郭:--
上林秀家
着工 1350年(正平5年)頃か
1601年(慶長6年)か
上林氏、高田氏
曲輪、土塁、切岸
項目 | データ |
---|---|
曲輪構成 | |
縄張形態 | 山城 |
標高(比高) | 199.3 m( 60 m ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
築城主 | 上林秀家 |
築城開始・完了年 | 着工 1350年(正平5年)頃か |
廃城年 | 1601年(慶長6年)か |
主な改修者 | |
主な城主 | 上林氏、高田氏 |
遺構 | 曲輪、土塁、切岸 |
指定文化財 | |
復元状況 |
更新日:2024/04/24 03:57:44
上林城へのアクセス情報 情報の追加や修正
あり
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | あり |
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