別名 上寺城、上の城、田中砦
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田中城は高島七頭のひとりで、戦国武将・田中吉政の先祖にあたる田中氏によって築かれた城です。1570年（元亀元年）4月に織田信長が越前の朝倉義景を討伐するためにあたって逗留したと云われる「田中の城」がこの城だと推定されています。また2014年（平成26年）に発見された医学書「針薬方」によれば、信長に仕える前の明智光秀が室町幕府の幕臣とともに籠城していたことが書かれており、注目されている城です。現在城址には土塁や切岸などの遺構を確認することができ、山麓から見学ルートが整備されています。「上寺」バス停そばに案内板が建てられています。
田中城を攻城した団員が残してくださったコメント（クチコミ）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
駐車場が無いため安曇川駅からコミュニティバスで上寺下車またはタクシー(1400円程度)。案内板が充実しているので途中までは、迷わなかったのですが、最後の最後、天守跡の案内は要注意。間違って前に進むと遭難しそうになります。案内板の添え木が腐って近くの木にくくりつけてあるため、矢印の向きがおかしいです。（2020/07/23訪問） 武者隠しや土橋への登り降り、主郭手前の登り降りでロープがあります。観音堂から登ったところの笹の中に分岐がありますが、左へ行くと倒木やキツめの坂があるので行きも帰りもまっすぐに進む方がいいと思います。（2023/12/16訪問） 松蓋寺遺跡(観音堂跡)から先は草むらで先までは行けませんでした。（2023/06/18訪問） かっての松蓋寺跡にある城址は、防御力が半端なく、熟考された縄張りに感心させられ、特に一騎駆け（土橋）、武者隠し、堀切、切岸が秀逸なので、皆さん、攻城して下さい。（2023/05/22訪問） 297号線沿いバス停「上寺」に案内板あり。城の縄張りを写メして脇の駐車場に置いて攻城。順路案内はあるがどこを歩いているのかはこの写メが役だった。土橋や堀切、切岸などの地形がよく残っている。（2023/04/08訪問）
城山の西、県道297号安曇川高島線沿いに縄張図入り案内板があります。主郭まで比高60ｍ、距離約650mの案内です。城址碑手前のガレージに自由に頂けるマップが設置してありとても役立ちました。ありがとうございました。城址は麓から遺構が続き案内も充実しており良い城跡です。（2021/10/02訪問） 
城内には土塁でぐるりと囲まれた空間が並んでおり、さながら迷路のよう。そんなに広い城域ではありませんが、気を付けないと自分がどこにいるか分からなくなりそうです。（2021/04/10訪問） 
鳥獣柵を外して案内表示に従って登城。整備されていて、狼煙台や本郭など確認。狼煙台からの眼下の町並みは小さく、高さを感じました。（2021/03/26訪問）田中城へのアクセス情報 情報の追加や修正
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武田信玄が村上義清の戸石城を攻めて大敗した「戸石崩れ」の敗走の様を小者の視点から描く。半助は62歳、雨宮佐兵衛の小者である。小者は主人の世話をするために従軍し、戦場では戦いには加わらず主人の活躍と無事を願い、味方の救護に当たる。だが敗け戦となれば小者とて知恵、機転、勘、持てる物すべてを使って死地を脱出しなければならない。前半は戦の支度から戸石への行軍と攻城戦の様子を描き、後半戸石城から長窪城までの敗走が始まると目が離せない緊迫した場面が続く。戦の支度の様子から目を背けたくなるような凄惨な場面まで、描写がとても具体的でリアルな戦国の戦いが感じられる。
（
こめつぶさん）
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