戦国時代に現代人の主人公がタイムスリップする設定の作品はいくつかありますが、本作は現代での記憶を持ったまま戦国乱世の小領主に転生してしまう歴史好き中年サラリーマンという笑劇の設定。
かわいいイラストとコミカルな展開に目が行きがちですが、内容は奥深く歴史ファンも満足させる作品だと思います。
特に、六角家・三好家・天皇家(朝廷)・将軍家との琵琶湖湖西の小領主としての関係性がよく描かれていて、これからの展開(どうやら史実を突破してしまうことも)に期待大です。
タイトル | 淡海乃海 水面が揺れる時 第3巻 (コロナ・コミックス) |
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著者 | もとむらえり |
出版社 | TOブックス |
発売日 | 2020-01-20 |
ISBN |
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価格 | 704円 |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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