金子城は金子広家によって築かれた城です(広家の孫である金子頼広による築城説もあり)。戦国時代には長宗我部元親と和議を結んで所領を安堵されましたが、1585年(天正13年)の羽柴秀吉による四国征伐の際に、小早川隆景の軍勢に攻められます。このとき城主・金子備後守元宅は、高峠城主・石川虎竹丸が幼少だったため後見人として高尾城に入り、弟の金子対馬守元春が金子城を守備していましたが、兵力に勝る小早川軍の前に落城すると、そのまま廃城となりました。現在城址は「滝の宮公園」として整備されており、明確な遺構はありませんが、本丸跡の第一展望台に城址碑が建てられています。また山麓にある慈眼寺は金子氏の居館跡に金子元春によって建立された寺院で、金子元宅らの墓があります。
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80 m( 70 m)
内郭:-- 外郭:--
金子広家か
着工 建長年間(1249年~1255年)か
1585年(天正13年)
金子氏
市史跡
項目 | データ |
---|---|
曲輪構成 | |
縄張形態 | 山城 |
標高(比高) | 80 m( 70 m ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
築城主 | 金子広家か |
築城開始・完了年 | 着工 建長年間(1249年~1255年)か |
廃城年 | 1585年(天正13年) |
主な改修者 | |
主な城主 | 金子氏 |
遺構 | |
指定文化財 | 市史跡 |
復元状況 |
更新日:2024/04/25 03:56:34
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滝の宮公園駐車場(無料)
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | 滝の宮公園駐車場(無料) |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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