大赤見城の詳細は不明ですが、織田弾正左衛門勝久あるいは織田平七郎の居城と伝わっています。1584年(天正12年)に起きた「小牧長久手の戦い」では徳川家康が廃城となっていたこの城に西郷家員を入れて守備させています。現在城址に遺構はなく、大赤見公園の南にある民家に城址碑が建てられています。
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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