紹介文

土山城は土山氏代々の居城として知られています。土山氏は音羽野城主・頓宮四方介利盛の二男、土山鹿之助盛忠を祖とする甲賀の名門でした。土山左近太夫盛綱が城主の1582年(天正10年)、織田信長の家臣である滝川一益によって攻められ落城しました。その後、「小牧・長久手の戦い」の際に羽柴秀吉がこの城を改修して在城したという説もあります。現在城址には土塁や堀切、馬出し跡などの遺構が良好な状態で残っています。

土山城を訪問した130人の報告によれば、平均見学時間は39分、平均評価は3.50点となっています。

土山城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

土山城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • 河内守泰吉 甲賀市コミュニティバス近江土山バス停から徒歩5分で攻城口に。城址は、中世の城から改変を受け、とても面白い縄張りです。特に主郭の防御力が桁外れに高いので、是非、攻城して下さい。(2020/01/18訪問)
  • ぽち太365 土山地域市民センターに車を停めて、駐車場を通る道に沿って城跡口に向かう。石碑の横をぬけていくと、曲輪が現れ、主郭はきれいにな土塁に囲まれています。(2023/07/29訪問)
  • solitario 土山地域市民センター駐車場から登城口まで徒歩5分程度です。馬出虎口曲輪など明瞭に遺構が残ります。(2023/04/02訪問)
  • 狸親父 貴生川駅からコミュニティバス田村神社行に乗車し27分で近江土山下車(1時間に一本程度 250円)。そこから7分くらいで登城口です。大規模ではありませんが、整備されていて攻城しやすく曲輪の配置もよくわかります。(2022/05/20訪問)
  • もとき 登城口は城山の西南、民家の細い路地です。高低差はそれほどありませんが、テクニカルな縄張で衝撃の連続でした。(2021/11/28訪問)
  • あよかみ 畑組集会所に駐車させて頂き、少し北にある案内板の奥が登城口。民家の間の細い道を行くと縄張図付きの案内板があり攻城し易いです。郭がⅠからⅤまでしっかり残り、土塁と横堀で囲まれた主郭Ⅰの北にある搦手側虎口の奥は急斜面で竪堀もあり、後ろ堅固な城でした。ただ、主郭Ⅰの北と東側は結構な急坂のためご注意を。(2021/04/21訪問)
  • 松本龍介  土山郵便局前の道を進むと左手に登城口があります。(2021/03/06訪問)
  • 北摂津守 畑組集会所駐車場を本陣に攻城。雪が積もって足元が悪かったが、小規模ながら虎口、角馬出はバッチ確認できました。(2021/01/03訪問)
すべてを表示(12コメント)

構造

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曲輪構成

---

縄張形態

山城

標高(比高)

300 m( 50 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

土山盛忠

築城開始・完了年

着工 文明年間(1469年〜1487年)

廃城年

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主な改修者

---

主な城主

土山氏

遺構

曲輪、土塁、馬出、堀

指定文化財

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復元状況

---

登録日:2020/09/29 20:53:03

更新日:2024/10/09 14:53:24

観光情報

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営業時間

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料金(入城料・見学料)

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休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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土山城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR草津線・貴生川駅から甲賀市コミュニティバスに乗り「近江土山」バス停下車、徒歩約9分

アクセス(クルマ)

  • 新名神高速道路・甲賀土山ICから10分

駐車場

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    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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