江田館は鎌倉時代に築かれた江田氏の居館で、戦国時代には新田金山城の出城として改修され、由良氏の四天王のひとりである矢内四郎左衛門の居城として利用されました。その後、1584年(天正12年)に金山城攻略を狙う北条氏邦の軍勢がこの城を拠点とするために落城させましたが、北条氏の滅亡とともに廃城となりました。現在城址は「新田荘遺跡」として国史跡に指定されており、本丸跡には土塁と空堀の遺構が残っています。
江田館を訪問した109人の報告によれば、平均見学時間は24分、平均評価は3.30点となっています。
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書いてあることの半分も理解できていないけど、狩野山楽について丁寧に紹介されている。「京狩野すごい」や「山楽は天才」というありきたりなスタンスではなく、むしろ「ほかの狩野派の面々が永徳の才能にひれ伏して早々に別のスタイルを模索したのに対して、山楽は最後まで永徳に追いつかんともがいた人」としてちょっと不器用な人扱いになっている。だけど、だからこそ寛永期の二条城改修において曲がりなりにも永徳様式で障壁画を描けたのは山楽だけだという評価にもつながっていておもしろい(「松鷹図」のことです)。
図版も多数収録されており、図版と評論で二度楽しめます。海北友松のパートは勉強不足でまだちゃんと読めてないです。
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