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稲垣城は北畠氏の家臣である川原田相模守実秀によって築かれた城です。実秀の子、川原田隆秀のときに蒲生氏郷によって攻められ、隆秀はこの地を追われて山田野村へ移っています。その後、氏郷に内応していた岡村修理亮が城主となりました。現在城址には土塁や空堀などの遺構を確認することができます。
稲垣城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
万福寺東の鉄階段（位置情報）から登城しました。そこから5メートル程は薮がひどいですが、抜けると歩きやすい道になります。 主郭を囲む四方の土塁は高く、特に西側は幅広で迫力があります。（2024/06/06訪問） 
万福寺から東側に回り込んだ登城口からすぐに主郭空堀に到着しました。いずれの遺構も綺麗に残り、城址内は歩きやすく整備されています。特に虎口の土塁と土橋の形が綺麗で、とても良かったです。（2019/06/16訪問） 
関ノ宮駅下車、県道664号を北上、垣内川を越えて萬福寺東の山突き当たり左折で階段のある地点まで徒歩約40分。東西に連なる郭に虎口、堀、土塁が確認できました。（2024/02/10訪問）
萬福寺の駐車場を利用する。金属製の階段を登り、右手の方向に進んでいくと主郭へ到達する。大きな土塁に囲まれ、迫力がありました。（2021/03/24訪問） 
萬福寺東側の道を歩くと鉄製の階段があり、そこを登ると城跡です。 主郭の土塁、虎口、空堀、土橋と保存状態良好で見応え大有りです。（2020/03/01訪問）
しろやまさんと同じく東側登城口から入ると5分程で曲輪に着きます。 6/25現在､黒の土嚢3個が目印となりますので参考にして下さい。（2019/06/25訪問）
ネットの写真では伝えきれない大規模な素晴らしい城でした。（2021/02/21訪問） 稲垣城に関するデータ 情報の追加や修正
100 ｍ（ 25 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
川原田実秀
着工 1529年（享禄2年）
川原田実秀
曲輪、土塁、空堀
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 平山城 |
| 標高（比高） | 100 ｍ（ 25 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 川原田実秀 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1529年（享禄2年） |
| 廃城年 | |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 川原田実秀 |
| 遺構 | 曲輪、土塁、空堀 |
| 指定文化財 | |
| 復元状況 |
登録日：2017/09/14 13:50:49
更新日：2024/07/27 03:53:11
稲垣城へのアクセス情報 情報の追加や修正
万福寺前に駐車スペースあり
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | 万福寺前に駐車スペースあり |
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太田資正（三楽斎）の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。
であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。
（
こうの）
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