紹介文

鬼ヶ城(鬼ヶ城本城)は有馬和泉守忠親が隠居城として築いた城です。1558年(永禄元年)に有馬氏が堀内氏に滅ぼされると、堀内氏は豊臣秀吉に仕え「関ケ原の戦い」までこの地を治めました。熊野水軍を率いた堀内氏善は領地を没収されると、加藤清正に仕えて熊本に移りました。現在城址には熊野古道・松本峠と連結するハイキングコースが整備されており、石垣や掘切などの遺構を確認することができます。また鬼の見晴台といわれる展望台からは、熊野灘が一望できるほか、2000本の桜が植えられ花見の名所となっています。山麓には、世界遺産、そして国の天然記念物および名勝に指定されている「鬼ヶ城」がある城跡としても知られています。

鬼ヶ城を訪問した295人の報告によれば、平均見学時間は1時間4分、平均評価は3.20点となっています。

鬼ヶ城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

鬼ヶ城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • とも 東口の登山道を登り、鬼の展望台が城跡です。石垣と堀切を確認しました(2024/05/02訪問)
  • かず 3郭までは整備されていますが、その先は倒木などで荒れています。しかし、そこから連続する堀切があるので見逃さないでください。(2024/08/09訪問)
  • 利信 熊野市駅からバスに乗車、寺前バス停にて下車、徒歩10分にて鬼ヶ城西口から、鬼ヶ城センターまで、奇岩群を見学。海賊のアジト感がある場所で、そのまま東屋、見張らし台を散策しました。(2024/01/06訪問)
  • ルーちゃん 鬼ヶ城センター駐車場の北端に山に続く階段を上ります。500段以上あり、15分はかかりますので、水分補給しながら登りましょう。(2023/08/11訪問)
  • 山城の御徒 鬼ヶ城センター入り口、路線バス停留所付近の駐車場を利用、城跡に関する案内板は無いので資料持参をお勧めします。(2022/11/10訪問)
  • 有楽斎 鬼ヶ城センター駐車場に停めて攻城できます。駐車場脇に登城口があります。ぬかるんだ足場の悪い急登のつづれ折れをひたすら登ります。頂上まで行くのに休みなしで30分程度。かなりへこたれます(笑)展望台からの景色は思ったより木に邪魔されてる感じ。中々来られない人は帰りに千畳敷までは見ておきましょう。絶景です(2022/07/17訪問)
  • priusイワ JR主催のさわやかウォーキングにて駅から徒歩で攻城しました。 海沿いの奇形岩郡→鬼ヶ城センター→鬼ヶ城跡→東屋→松本峠の順に進み観て回りました。峠道が険しくトレッキングシューズ等足元のしっかりした靴がよい地形です。展望台からの眺望は最高でした。(2022/05/29訪問)
  • おのちゃん 鬼ヶ城センター駐車場に駐車して攻城しました。(2021/12/18訪問)
すべてを表示(14コメント)

構造

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曲輪構成

連郭式

縄張形態

山城

標高(比高)

153 m( 150 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

有馬忠親

築城開始・完了年

着工 1523年(大永3年)

廃城年

---

主な改修者

---

主な城主

有馬氏

遺構

曲輪、堀切

指定文化財

世界遺産

復元状況

---

登録日:2021/05/24 01:24:48

更新日:2024/10/09 14:48:32

観光情報

見学情報・施設案内  情報の追加や修正

営業時間

---

料金(入城料・見学料)

---

休み(休城日・休館日)

---

トイレ

---

コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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鬼ヶ城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR紀勢本線・大泊駅から徒歩約23分
  • JR紀勢本線・熊野市駅から「大又大久保行き」バスに乗り約5分、「鬼ヶ城東口」バス停下車すぐ

アクセス(クルマ)

  • 紀勢自動車道・尾鷲北ICから36分

駐車場

  • 鬼ヶ城センター駐車場(無料、70台)
  • 鬼ヶ城センターから山頂まで徒歩約20分

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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