小松城は永井大膳大夫広秀の居城であったと伝えられる城です。片倉城の支城であったとされ、永井氏は片倉城主・長井氏の一族と考えられています。戦国時代には北条氏の支配下になり、津久井城の支城として、武田氏の侵攻に備えて整備されました。現在、館跡に建てられた宝泉寺の裏山が城址で、墓地から階段がのぼれるようになっています。遺構はほとんど残っておらず、わずかに堀切を確認することができるのみです。なお近くには、1590年(天正18年)の「小田原征伐」の際に津久井城とその支城である片倉城・小松城の城主たちが、豊臣秀吉にどう降伏するかを評議した場所があり、現在は「評議原(ひょうぎっぱら)」として有名な紅葉スポットとなっています。
小松城を訪問した105人の報告によれば、平均見学時間は40分、平均評価は2.78点となっています。
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寶泉寺駐車場
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