刑部城は今川義元の家臣である新田美作入道の居城です。三方を都田川に囲まれた、姫街道の要衝でしたが、1568年(永禄11年)に近藤康用・菅沼忠久・鈴木重時ら井伊谷三人衆の案内により侵攻した徳川軍に攻められ、落城しました。その後は菅沼氏が城主として入城しています。1572年(元亀3年)12月、武田信玄は「三方原の合戦」に勝利すると、祝田から刑部に軍を移して翌年まで滞在しています。現在城址には土塁や堀切などの遺構が残っており、二の丸跡には金山神社が建立されています。
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駐車スペースあり(2台分)
項目 | データ |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | 駐車スペースあり(2台分) |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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