角田城は伊達氏の一族である田手氏の居城として知られています。1566年(永禄9年)に相馬氏が侵攻してくると、田手宗光は伊達氏を離反して相馬氏につきましたが、1584年(天正12年)に伊達氏が城を奪還すると、宗光の子で父に従わず伊達氏にとどまっていた田手宗時が城主となりました。1591年(天正19年)には伊達成実が城主となりましたが、1595年(文禄4年)に成実が出奔したため、政宗は屋代景頼に命じて城を接収させ、これに抵抗した成実の家臣、羽田実景ら30余名が討死しています。その後しばらく城主不在でしたが、1598年(慶長3年)に石川昭光が城主となります。一国一城令のあとも「角田要害」として石川氏代々の居城として明治維新まで存続しました。城址は現在、角田高校、角田中学校の敷地となり、高校の入口に案内板が設置されています。
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28 m( 20 m)
内郭:-- 外郭:--
田手宗時
着工 永禄年間(1558年〜1570年)
1874年(明治7年)
田手氏、伊達成実、石川氏
曲輪、堀跡
項目 | データ |
---|---|
曲輪構成 | |
縄張形態 | 平山城 |
標高(比高) | 28 m( 20 m ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
築城主 | 田手宗時 |
築城開始・完了年 | 着工 永禄年間(1558年〜1570年) |
廃城年 | 1874年(明治7年) |
主な改修者 | |
主な城主 | 田手氏、伊達成実、石川氏 |
遺構 | 曲輪、堀跡 |
指定文化財 | |
復元状況 |
更新日:2024/05/16 03:39:09
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 |
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僕らは攻城の折に、何もない城址だとつい「残念ながら遺構は見られない」と思い、書いてしまいますよね。事実そう感じてしまうことで仕方ない。そんな中でも何かいい所を見つけて書きたいものです。そんなご同輩や私に、この本!
城って、造るのが大変で注目されるのはそこだと思いますが、落城することもあれば、天災で壊れそのまま廃城になることもあったわけで、そうした例を数多くの文献を引用して紹介してくれています。完全に破却される城がある一方、現代も遺構がある城址も存在する訳や、植栽の手入れやごみ・糞尿の処分などメンテナンス、門限や賭け事などのルール(城掟)といった生活観まで教えてくれます。
城掟ってものが残っていることを知りました。機会があれば見てみたいな。
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