今回は富山城の攻城レポートです。

後ろのクルマがちょっとジャマ......
上越妙高駅からふたたび「はくたか」に乗り、40分ほどで到着します。
富山といえばトラム(最新型の路面電車)ですね。
JR富山駅の改札を出たら、正面にトラムの停留所があります。熊本駅も駅前に停留所がありますが、ここまで直結してるのはすごいです。
トラムのホームから見たJRの改札です(すごく近いです)
ちなみに「トラム」と書いてますけど、正式には「LRT(=Light Rail Transit、次世代型路面電車システム)」というらしいです。
富山市はコンパクトシティ構想のもと、このLRTを積極的に導入してて富山港に向かって伸びる「ポートラム」(運営は富山ライトレール)、市内中心部を走る「セントラム」「サントラム」(いずれも運営は富山地方鉄道)という路線があります。
これがセントラムです。富山城まではこれでいきます。

ちなみに古い路面電車もいまだに現役なんですね。

富山駅から富山城の最寄りの停留所である「国際会議場前」までは5分ほどです。

ちなみに内堀沿いに撮影スポット(?)が用意されています。
冒頭の写真はここで撮影したものです。

ここから写真を撮るつもりなら、ひとつ前の「丸の内」で降りたほうがいいですね。
(ぼくはちょっと歩いて戻ることになりました)
あらためて城に戻ります。
そもそも富山城に天守があったかはわからないそうです。なので、これはいわゆる模擬天守です(中は博物館になってます)。
そもそも天守台じゃなく鉄門(くろがねもん)跡の石垣上に建てられています。

富山城はそれほど大規模なお城ではありませんでしたが、当時の縄張りを見るかぎり、自然の川と堀をうまく使ったなかなか堅固な城だったようですね。

さっきトラムを降りたあたりが二の丸だったようです。

では本丸に進みます。

ちいさな桝形虎口になってますね。
正面にある巨石(鏡石)は江戸時代に配置されたそうです。

場内側から見た桝形虎口です。
富山市郷土博物館には前田利長が使用した高さが140cmもある兜が展示されてるので、楽しみにしてたのですが......。

休みでした。
久留米城のとき以来の失敗です。
展示入れ替えのための臨時休館だったようですが、事前チェックは大事ですね。
富山城唯一の建築遺構はこの
千歳御門です。

明治に入って買い取られて郊外に移築されていましたが、所有者の方が富山市に寄贈してふたたび富山城に戻ってきました。
なお、郊外に移築してたから空襲の被害を免れたそうで(もとの位置は空襲で火災が起きていた)、民間への払い下げも悪いことばかりじゃないんですね。
千歳御門を出て、徒歩3分程度の位置にある富山市役所の展望フロアから、本丸が一望できるということで寄ってみたんですが、こっちも休みでした。

もう一度来いってことですね。
そのまま歩いて富山駅まで戻りました。
行きはトラムを使って移動しましたが、歩いても駅から10分ほどですね。
以下はおまけの情報です。
駅では白えび天丼を食べました。
いやーめちゃくちゃおいしいですね。これを食べるためにまた富山に来てもいいなと思ったくらいおいしかったです。

あと新幹線の時間までまだ余裕があったので、「世界一美しいスタバ(富山環水公園店)」にもいってきました。
残念ながら天気が悪かったので、美しさをあまり実感できなかったんですけど、晴れてたらきれいでしょうし、夜は店内の照明が水面に映って幻想的らしいですよ。

平日だったからか、ふつうに地元の人ばかりでした。
店自体はあまり広くないので、タイミングが悪いとけっこう待たないといけないかもしれません。
(この日は雨の平日だったけどちょっと待ちました)
雨が降ってたので駅からタクシーで向かいましたが、晴れてる場合は歩ける距離ですし、駅周辺にはレンタサイクルもありますのでこれを利用するのがいちばんいいと思います。
(タクシーでは「環水公園のスタバまで」っていえばいいです)
こんな感じで、博物館は閉まってるし、スタバは「世界一の美しさ」を実感できなかったしとじゃっかん残念な感じでしたが、今度は泊まりで来ようと思いました。
夜のスタバにいきたいですからね。
駅のコインロッカーのところにある観光案内所で博物館でもらえるはずだったパンフレットをもらえました。

それでは最後の目的地、金沢に移動します。
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