コースケさんが授賞式のレポートを書いてくれたので、ぼくのほうではその前におこなったランチ会やちょっとしたトラブルなども含めた当日の裏側っぽいレポートを書いてみたいと思います。
まず最初に、今回で2回目となるフォトコンテストですが、2回やれるというのはほんとにすごいことなんです。
1回なら勢いでやれるけど、二年連続で開催するとなるとそうはいきません。もろもろの大変さを知っちゃった手前、勢いだけではやれなくなってしまうんですね。
それでもこうしてぶじに開催できたのは、開催に向けて多大なご尽力をいただいた姫路城管理事務所と姫路城総合管理室、そして姫路観光コンベンションビューローのみなさん、去年にひきつづき応募してくださった方、今年はじめて応募された方、さらに「あっぱれ!」を投票してくださった多くの団員、SNSでシェアしてくださった方々など、ほんとうにたくさんの方のおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました!
では本題に。
去年はぼくがまだ東京にいたので前日入り(実家に泊まる)してましたが、昨年末に京都に引っ越したので今回はぼくも当日入りです(これがトラブルの遠因になるんだけどこのときは気づいていない)。
余裕を持って家を出たこともあり、少し早めに着いたので、駅前のデッキに向かいます。
このデッキから姫路城が真正面に見えることを知らない人がまだまだ多いのか、天気が悪かったのでスルーしただけなのか、ぜんぜん人がいませんでした。
もっとも曇っていたので、あまりきれいには撮れませんでしたが、下を見たら「かんべえくん」がいるじゃないですか。どうやら兵庫県知事選があるので、そのPRをやっていたようです。
いっしょに撮影してもらえるっぽいので、ぼくも撮ってもらいました。
このときまではテンションも相当上がってたんですが、ここからが大変でした。急降下、大暴落です。
「雨が降ってなくてよかったー、やっぱりぼくは晴れ男だな」と思った瞬間、「あれ、なんで傘持ってないんだろう」と気づき、さらに傘だけじゃなく授賞式で着る衣装として持ってきたはずの陣羽織まで新幹線に忘れていたことに気づきました。
あわてて駅に戻って忘れ物センターで走行中の新幹線に問い合わせてもらい、モノ自体は見つかったものの「自分で広島まで取りにいくか、着払いで自宅に送るか」と聞かれ、「いまから広島まで往復したら授賞式に間に合うのか」と計算してみたもののどうにも無理っぽいので(というかランチ会の約束時間にすでに遅れていたので)諦めて、自宅に送ってもらうことにしました。
かなり凹んだ状態でタクシーに乗ってランチ会の会場へ。
当初は去年と同じようにイーグレひめじにある「イーグレ・キヤッスル ミレ」というレストランを考えていたのですが、団体客でいっぱいだということなので、コースケさんにほかにお城の見えるレストランはないか探してもらいました。
それで見つけたのが、この「SORA NIWA(ソラニワ)」というフレンチレストランです。窓からはばっちり姫路城が見えます。
これは大賞受賞者のぽりへりさんがレストランの窓から撮ってくれた写真ですが、すごいですよね。晴れてたらもっときれいでしょうし、それこそ桜の時期なら最高でしょうね。
それにしてもこういう写真を見せられちゃうと、ぼくが大賞を獲るのは10年くらい早いなって感じますね。もっとうまくなりたい!
ランチ会は受賞者が5名、同伴者(奥さんやお母さん)が2名とぼくらを含めて9名でした。ぽりへりさん、たびびとさんとは1年ぶりの再会でしたが、一度でも会ったことがあれば多少緊張しないですむので助かりました。
これは2時間くらい経ったあとにお店の方に撮っていただいた写真です。陣羽織を忘れたので、Tシャツを着たラフな服装のおじさんになってます。
14時が近づいてきたので、授賞式会場に向かいます。
授賞式の詳細はすでにレポートされているので割愛しますが、楽しい時間を過ごしてもらえたんじゃないかなと思います。少なくともぼくは楽しめました。
この日は豪雨の予報だったので、「フジロックフェスティバルも第1回は豪雨だったけど、それがいまでは伝説になってるし、それでも参加した人たちは英雄になってる」とか「渡辺美里の大雨の中で開催された西武球場のコンサート」とか、そういやSMAPのデビューライブも雨だったなとか、雨をポジティブな話に持っていくエピソードを事前準備としていろいろ掘り起こしていました。
でもけっきょく雨は降ってないけど、晴れ間も見えない、曇天中の曇天だったので、これらのエピソードもうまく使えず、でも開始前のネタとしては使えたのでまったくムダにはなりませんでした。
あと缶バッジについては当日の写真がないので、ここで紹介しておきます。
受賞者のみなさんにはこれをプレゼントしました。
中身はこんな感じです。
この缶バッジは現在修正中の新デザインのイラストを使ったもので、一足先にお披露目しました。近日中に攻城団の公式グッズとして販売する予定です。
それと今回も最初に予備の集合写真を押さえとして撮影していたので、授賞式レポートでは使わなかった写真をこちらでお見せしますね。この2枚も捨てがたかったのでぜひ見てください。
それにしても陣羽織を着てないだけで誰が主催者かぜんぜんわかんなくなりますね。衣装は大事。ほんとに衣装は大事。
授賞式後、資料室にパネルを掲示しにいったんですが、こういう高いところに貼るのはぼくの仕事です。
来年は大賞だけでもA2サイズでつくってもいいかもしれませんね。
帰ってる途中に、ちっちゃい黒田官兵衛さんがいたのでコースケさんと写真を撮ってもらいました。「かんべえくん」よりちっちゃかったな。
この日も天気が悪いのに姫路城にはたくさんの方が来られてました。姫路駅でも思ったけど、ほんとに外国人が増えましたね。
ぼくは実家が隣の加西市なので子どもの頃から姫路にはよく来てましたが、当時は外国人なんてめったに見なかった記憶があります。
そういう意味では今回、準大賞を獲得されたgindrinkerさんは香港の方ですし、攻城団もいずれ海外の方向けにサービス提供したら喜んでいただけるかもしれませんね。いまは問い合わせに返答できないのでやりませんけど、翻訳の技術はどんどん向上しているので近い将来実現できそうな気もします。
このあとカメラマンをお願いした山口さんと企画中の撮影講座について駅前で軽く打ち合わせをしたんですけど、喫茶店を出ると豪雨になってました。
結果、傘を新幹線に忘れたにもかかわらず、姫路では一滴の雨に濡れることもなく帰路につくことができたんですけど(京都ではちょとだけ降ってました)、陣羽織がなあ。来年はもう家から着ていこうかと思うくらい後悔と反省でいっぱいです。
とはいえ、冒頭に書いたように二年連続で開催できたことはほんとうに大きなことで、これで来年以降は毎年の恒例イベントとしてやれる確信が得られました。姫路城側のみなさんからの期待もしっかり伝わってきました。
とくに今年は天気に恵まれない日も多くて、スタートしてしばらくは焦ってたのですが、去年を上回るくらいいい写真がたくさん集まりました。
お城の写真なんて、そんなにいろんな構図の写真が撮れるのかと心配してたんですが、こんなにバラエティ豊かな写真が集まったのは驚きでしたね。そして結果は、二連覇、そしてダブル受賞という、ぽりへりさんが「ぜんぶ持っていった」感のあるコンテストになりましたが、ヤラセなしのガチンコな感じも攻城団らしいなと思ってます。
(忘れ物だけじゃなく)改善点もいくつか見つかったので、来年はもう少し早く準備を進めて、より充実したフォトコンテストにしたいなと思っています。
そして、次回のフォトコンテストにはぜひあなたも応募していただけるとうれしいです!
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
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