山尾城は佐竹氏の宿老、小野崎通胤の子である小野崎通春（通治）によって築かれた城です。通春は近くの友部城を廃して移り住みました。以降、佐竹氏の秋田移封までの220年間、山尾小野崎氏の本拠となりました。現在城址は十王中学校の敷地となっており、遺構はほとんど残っていませんが、曲輪配置などの縄張りは当時のものがかなり残っています。
山尾城を攻城した団員が残してくださったコメント（クチコミ）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
浄水場の近くから林の中に建つ鉄塔が見えます。 その鉄塔の下に細い道があるのでずっと下りていきます。先まで行くと階段が見えるので階段の方へ登っていくと、堀切が見えます。階段を登れば上まで行けるようですが倒木が酷いため、先に進むのは危険かもしれません。 駐車場等は近くにないのでご注意を。（2024/08/27訪問） 
十王駅から徒歩20分弱で到着。中学校になっているため、入口から帯曲輪と思われる箇所のみ確認。（2023/11/26訪問） 
十王駅から徒歩15分ほどで攻城。 中学校の敷地を避けながら、南側の堀跡と南西側鉄塔そばの堀切を散策しました（2020/12/27訪問）
体育館の西の鉄塔付近に堀切があります。アクセスは学校の裏側の細い道をいくと途中「常磐線9号に至る」という標柱が建っており、そこから鉄塔への道があり、途中堀切があります。（2020/12/13訪問） 
中学校の周りを巡って終了です。（2019/09/21訪問）
十王中学校は校舎に至る急坂の工事中です。駐車場も工事関係者の出入りが多く、当分は攻城を控えたほうがよさそうです。（2022/07/14訪問）山尾城へのアクセス情報 情報の追加や修正
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260年近く泰平な世の中であった江戸時代、徳川幕府に付いて知りたくこの本を手にした。
徳川政府(徳川幕府の事)とか、禁裏(朝廷の事)とか、聞き慣れない言葉が所々に出てきて最初は違和感を感じ、アメリカの研究者が書かれたものを翻訳されたものなので仕方がないと思っていましたが、最後まで読み終えると、「そうだったのか」と目から鱗が落ちた気持ちになります。
まとめとしては、徳川政府が把握する「表」の歴史と各大名が把握している「内証」の歴史は違う事をお互いに容認することで争い事のない泰平な世が260年近く続ける事が出来たようです。しかし、諸外国の進出により、この状況を理解させられなかったことから幕府の権威が失墜し、明治維新に繋がったということですが、それに繋がる研究事例がよくまとめられていました。
以上の様に、何故江戸時代が260年近くに渡り泰平な世だったかを理解するのにベストな一冊かと思います。
（
まーちゃんさん）
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