国峯城は関東管領・山内上杉氏の重臣、小幡氏の居城です。上杉憲政が長尾景虎を頼って越後へ落ちたため、小幡憲重・信実父子は武田信玄に臣従しました。これに対して長尾氏についた長野業政は留守中に城を奪って一族の小幡景定を城主としましたが、信玄はふたたび奪い返し、小幡氏を城主に復帰させ、西上野攻略の拠点として利用しました。信実は赤備え騎馬軍団を率いて武田軍団の中核となって活躍しています。武田氏滅亡後は滝川氏、北条氏と従属先を転々としますが、1590年(天正18年)の「小田原征伐」で前田利家率いる北陸軍によって攻められ落城しました。城趾には堀切や土橋、竪堀などの遺構が残っており、甘楽町歴史民俗資料館は小幡氏に関係する資料が充実しています。
国峯城を訪問した103人の報告によれば、平均見学時間は1時間45分、平均評価は3.86点となっています。
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御殿平と呼ばれる場所に駐車スペースあり
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