福山城の二の丸上段東側にある広場に徳川家康の従兄弟であり、福山城を築城した水野勝成の銅像があります。
水野勝成之像
瀬戸内海の中央 福山湾岸に河口を開く 芦田川 その広漠たる干潟を埋めて城下町となし ここに城を定む
水野勝成は 元和五年(一六一九年) 備後十万石の藩主に封ぜられるや この町を開き 福山と命名す
移封以来 民政に意を用い 広く領内に池溝を開削し 干拓を行い 耕地の拡大に努め 芦田川を改修し 水道を穿ち 藩政の安泰に力を尽す また社寺を復興し 文化の昻揚を図り今日の福山の礎を築く
市制六十周年の記念すべき年にあたり 銅像建立を発起し 先人の遺徳を偲び 明日への躍進を誓う
昭和五十三年四月建之水野勝成公銅像建立期成同盟会