陣ノ内城は1588年(天正16年)に入封した小西行長によって水陸交通の要衝であるこの地に築城され、肥後国支配のために長期間使用された城だと考えられています。従来は江戸時代中頃の史料をもとに阿蘇大宮司である阿蘇惟時、阿蘇惟前の居館「陣ノ内館」だと伝えられてきましたが、発掘調査や関連史料調査の結果、「城跡」として名称変更されました。現在城址には土塁や空堀の遺構が良好な状態で残っており、2021年(令和3年)には国史跡に指定されました。
目次
項目 | データ |
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アクセス(電車) | |
アクセス(クルマ) |
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駐車場 | あり |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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