真田宝物館は真田氏の文化財を収蔵する長野市立の博物館です。
1966年(昭和41年)に、真田家12代当主・真田幸治氏によって、当時の松代町に寄贈された同家伝来の大名道具などが展示されています。
同年10月16日に松代町が長野市に合併したため、長野市の所有となり、1969年(昭和44年)に県立松代高等学校移転後の校舎を改造して6月12日に開館しました。
真田家から譲り受けた収蔵資料は武具・刀剣・調度品・絵画・古文書などで、とくに古文書が多く総数数万点ともいわれていますが現在も整理中のため実数は不明だそうです。
真田昌幸所用の「昇梯子の具足」や、真田信之所有の「萌黄絲毛引威二枚胴具足」なども展示されています。
1977年(昭和52年)10月2日には新館を増築し、第一展示室では「真田家の歴史」をテーマにした展示がされています。さらに1988年(昭和63年)には収蔵庫が完成し、真田邸土蔵に収められていた資料のほとんどを移転収蔵しています。
豊臣秀吉が真田昌幸に上洛を促した際の書状など、貴重な資料も展示されているので松代城跡に来たら必ず立ち寄ることをオススメします。
真田宝物館の観光情報
住所 | 長野県長野市松代町松代4-1 |
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開館時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 |
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観覧料(常設展示) |
2016年1月17日(日)~12月12日(月) の期間中は「NHK大河ドラマ特別展『真田丸』関連特別企画展『戦国の絆』」の開催にともない、一部施設の料金が変更になっています。
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URL | http://www.sanadahoumotsukan.com/ |